私がレジンアートにはまりだしてから今まで、キーホルダーにピアス、ネックレス、オブジェなどいろんな作品を作ってきました。
とはいうもののいまだに失敗することも多いのでお世辞にも得意です!と言い切ることもできません…(笑)
失敗してきた原因は様々ですが、作るうえで一番頭を悩ませるものが「気泡」です。
始めたばかりの頃は特に謎の気泡がレジンの中にたくさん入ってしまってどうすればいいのか途方に暮れたことも。
今でも気を抜くとすぐに気泡まみれになってしまいます(笑)
レジンに気泡が入ってしまうと完成したときの仕上がりが悪くなってしまいます。
気泡は作らないようにしたり、取り除いたりと対策することができるので皆さんもレジンを使うときのために覚えておきましょう!
- 気泡が出来たら何が起こるか
- 気泡ができる原因
- 気泡を作らないために
気泡が入るとどうなるの?…
そもそも、レジンに気泡が入ってしまうとどんな問題が起こるのでしょうか?
気泡ができると起こることは大きく分けて2つあります。
- 表面のデコボコ
- レジン内の空洞
硬化させていく中で気泡がはじけてしまうことがあり、そのまま固まってしまうと表面がデコボコしてしまいます。また、はじけた後に空気が入り込んで大きな空洞になることもあり、はじけなくてもレジン内に閉じ込められて空洞ができてしまいます。
気泡をうまく使ってオシャレに仕上げることもありますが、基本的に気泡は完成度を下げてしまうやっかいなものであることが多いです。
レジンの気泡はどんな原因でできるの?
レジンに気泡が入ってしまう原因は一体なぜなのでしょうか。
私が今までレジンを使ってきて感じた主な原因は次の4つです。
- 注ぎ方
- 混ぜ方
- 硬化熱
- レジンの温度
勢いよく注ぐ
勢いよくレジンを流し込むと気泡が入りやすくなってしまいます。
特にパーツを封入する際はパーツの隙間に気泡が入りやすくなってしまうので特に気を付けましょう。
レジン液はドロッとした粘度のある液体なので、容器に入った状態で振ったりすると出したときには泡だらけ…なんてことも。
また、容器に残っているレジンの量が少なくて無理やり出そうとボフボフさせると気泡がはいりまくってしまいます!
勢いよく混ぜる
レジンアートにエポキシレジンを使う場合、硬化剤とレジン液を混ぜる作業が発生します。
この時に勢いよく混ぜると気泡が入ってしまうのであまり激しくやらないようにしましょう。
UVレジンでもラメや着色料を使うときはこの作業をしなくてはならないので混ぜる際は要注意です!
激しく混ぜるのはNGですが混ぜが甘いと硬化不良を起こしてしまうこともあるので優しく、確実に混ぜるようにしましょう♪
一気に硬化させている
UVレジン・エポキシレジン問わず硬化させるときに熱が発生します。この温度が高いとレジンに含まれていた気泡が大きくなったりはじけたりすることがあります。
時には目に見えないくらい細かいものが硬化させていくうちに大きくなることも。
特に硬化速度の速いUVレジンでは注意が必要ですね。
レジンが冷えすぎている
レジンの粘度は温度によって変わり、冷えると粘度が上がる性質があります、気泡が入ると抜けづらくなってしまいます。
冬場などレジンが冷えている場合は人肌くらいに温めてあげると滑らかになり扱いやすくなりますよ♪
温めすぎるとダマになるなど硬化不良の原因になるので注意してください!
気泡を抜くためには何ができるの?
レジンアートに気泡が入らないようにするには、取り出すためにはどうしたらよいのでしょうか?
気泡が入ってしまう原因を踏まえて一緒に見ていきましょう!
レジンは優しく扱おう!
レジンアートにおいて気泡との戦いは注ぐ前から始まります。注ぐとき、混ぜる時にはには優しく扱ってあげましょう。
着色料を使う代わりにもともと色付きのレジンを使ってあげるて混ぜる作業を減らしてあげるのも効果的ですね!
容器内のレジンの残りが少ない状態で無理やり出そうとすると泡立ってしまうので、使う前に逆さにしておいておくと使いやすいですよ♪
型に入れる時に温めておこう!
冬場などレジンが冷えていると粘度が上がって気泡が入りやすくなってしまいます。
しかし、人肌ほどに温めることによってサラッとして気泡が入りづらくなったり抜けやすくなります。
また、安いレジン液はあまり品質が良くないので気泡が入りやすいと言われています。
少しお金を出して気泡が入りづらいレジン液を選んでみるのもおすすめですよ!
細い棒でつついて気泡をつぶそう!
大きい気泡であればつまようじなど細い棒でつつくと取り除くことができます。
しかし、レジン内で割れて気泡が増えてしまったり楊枝の破片が残ってしまう可能性もあるので慎重に行いましょう!
また小さな気泡はこの方法では取り除くことができません。
ヒーターで温めて気泡を飛ばそう!
温めることで気泡を飛ばすことができるレジンアート用の「エンボスヒーター」というものがあります。
髪用のドライヤーでもできそうですが、エンボスヒーターより風が強いため、レイアウトの崩れやレジンの偏りが起こってしまうこともあります。
また、温度が低すぎて気泡が飛びきらないこともあるのでエンボスヒーターを使うようにしましょうね♪
時間をおいて気泡を表面に出そう!
レジンの深くに気泡が入っていると、どうしても棒とかでは取りづらいですよね。そんな時は時間を置くと表面に気泡が浮き上がってきて取り出しやすくなりますよ!
他にも、軽く振動させると気泡が表面に浮き上がってくるのであまり時間を掛けたくない時にはやってみてくださいね♪
気泡が上手に抜けない時は…
レジンを上手に扱うにはこの記事で紹介したような知識ももちろん必要ですが、一番重要なのは経験です。
私もいろいろ失敗・成功を繰り返しながら今では始めたばかりのころと比べるとだいぶ上手になりました!
とはいえ物事には向き不向きがあるのも事実。
大切なものを閉じ込めたいけど技術が追い付かない…と思う人はプロに頼むのも手です!大切な記念品やプレゼントにきれいなレジンアートを送れば喜ばれること間違いなしですよ♪
私は以前、飼っていたワンちゃんの毛をピアスにしてもらったことがあり、その時にお願いしたのがhappyresinさんです。
happyresinさんでは閉じ込めたいものを送るだけで素敵なレジンアート作品を作ってくれますよ!
進捗やデザインをLINEでやり取りしてくれるので安心してお願いできました♪