レジンとは一体何?樹脂との違いは?レジン初心者が気になるポイントを徹底解説!

今、ハンドメイド界で話題のレジン。皆さんはどんなものか知っていますか?なんとなく言葉は聞いたことあるけど具体的には…という人も多いはず。
レジンはとっても使いやすい材料で、最近は女性を中心にハンドメイドで作られたレジンアクセサリーの様々な作品がSNSで見ることができます。

私もコロナ禍で新しい趣味を探していた時にレジンの作品を見かけてから興味を持ち、今では毎週のように新しい作品に挑戦しています♪

そんな話題沸騰中のレジンを使ってみたい!詳しく知りたい!そんな方々のためにレジンとはそもそも何なのか、どんな種類があるのか、どんな特徴があるのか詳しく紹介していくので最後まで見ていってくださいね!!

この記事で分かること

  1. レジンとは
  2. エポキシレジンの特徴
  3. UVレジンの特徴
  4. レジンを使うときに必要な材料

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

レジンとは何?

レジンとは英語で「樹脂」を意味する言葉で、有機物でできた松脂状の物質で固まる性質があります。その作り方から大きく天然樹脂と合成樹脂の2種類に分けられます。

天然樹脂は樹皮より分泌される樹液であることがおおく、樹液に含まれる水分が揮発することによって硬化することができます。
植物由来のものだけでなく動物や鉱物から得られるものを含めることもあり、有名な天然樹脂には松ヤニや漆、琥珀などがあげられます。

合成樹脂は石油や天然ガスなどの化石燃料などを原料として、高分子化合物と呼ばれる物質を合成することで人工的に作られた樹脂です。
プラスチックやゴム、塗料などに使われています。

ハンドメイドで言われるレジンとは、合成樹脂の一種である「レジン液」のことを指します。
レジン液は透明度が高く、つややかな仕上がりが特徴です。そのため、アクセサリーやインテリア雑貨などの製作によく使われます。ハンドメイドでは主にUVレジンとエポキシレジンが使われることがおおく、どちらもホームセンターやインターネットなどで簡単に購入することができますよ!

レジンアートの作品例

ハンドメイドで使われる2種類のレジン

ハンドメイドでよく使われるUVレジンとエポキシレジンですが、それぞれ特徴が違う特徴を持っています。
二つに共通する特徴としては、

  1. もともと液体で個体にすることができる
  2. 硬化しても透明で光沢がある
  3. レジンの中に物を入れた状態で固めることができる

実際に使ってみる時にはレジンごとの特徴をきちんと押さえてあげると作品の完成度が一気に上がりますよ!

エポキシレジン

エポキシレジンは透明な液体を硬化剤と混ぜることによる化学反応で硬化する透明なレジン液です。
エポキシレジンをハンドメイドで使うメリットやデメリットをまとめてみました♪

エポキシレジンを使うメリット

エポキシレジンのメリット

  1. 透明度が高い
  2. 大型の作品を作りやすい
  3. 微調整がしやすい

エポキシレジンはUVレジンと比べて透明度の高いものが多く、仕上がりがきれいになりやすいです。
また、UVレジンはその硬化の仕方から大きい作品を作るのが苦手ですが、エポキシレジンは化学反応によって硬化するので大きい作品も作りやすいです!
硬化の化学反応もゆっくりなのでレジンに封入するパーツの位置がずれてしまっても微調整がしやすいのも特徴ですね。

エポキシレジンを使うデメリット

エポキシレジンのデメリット

  1. 硬化に1日程かかる
  2. においが強い
  3. 耐熱性が低い
  4. 混ぜる時に発熱する

硬化までの時間が長いので微調整は効きますが、固まるまで刺激がないようにしなくてはなりません。ペットやお子さんがいるご家庭は特に注意が必要ですね…
レジンには揮発性の物質が含まれているので独特なにおいがあり苦手な人は多いです。使う際は換気をしたほうが良いでしょう。
また、熱に弱く高温にさらされると硬化した後でもやわらかくなってしまいます。液体の状態では、大量に混ぜると発熱して自身の熱で硬化不良を起こしたり焦げてしまったりすることがあるので気を付けましょう。

しかし、ネットなどでにおいの少ないものや耐熱性のあるレジンも売っているので使ってみるのもおすすめですよ!

UVレジン

UVレジンはその名の通り紫外線(UVライト)を当てることで硬化するレジンです。
エポキシレジンとは特徴や得意なことが違うので確認してみましょう!

UVレジンを使うメリット

UVレジンのメリット

  1. すぐに硬化する
  2. 変色しづらい
  3. 小さいものに使いやすい
  4. 値段が安い

UVレジンは紫外線を当てれば数分で硬化するので作業時間の短縮になります。光にも強く、直射日光に当たっても劣化しずらい特性があります。
また、容器から直接塗ることができるので細かいところにも使いやすいです。

エポキシレジンに比べ値段が安いのも特徴で、写真のように100均でも様々な種類・色のレジン液が売っていますよ!

UVレジンを使うデメリット

UVレジンのデメリット

  1. 大きいものには向かない
  2. 光の当て方で硬化不良を起こしやすい

UVレジンは紫外線を当てないと硬化しないので、作品が大きいと中まで光が届きづらく固まらないことがあります。
また、均等に光を当てないと固まりきらず表面がべたついてしまうこともあります。

レジンアクセサリーを作る材料をそろえよう!

レジンの特徴について学んだところで、実際にレジンで作品を作ってみたくなった方も多いはず。
レジンでのハンドメイドに挑戦したい皆さんのために、揃えたほうがいい特に重要だと私が思った材料をまとめてみました!

必要な材料

  1. レジン液
  2. モールド
  3. 着色剤
  4. エンボスヒーター
  5. 閉じ込めるもの

レジン液

作りたいものに合わせてレジンを選んで準備しましょう。
UVレジンであれば併せてUVライトを準備しておくとスムーズに硬化させることができますよ!

エポキシレジンであればレジン液と硬化剤を混ぜるプラスチックの使い捨て容器も準備してくださいね♪

モールド

モールドとはレジンを流し込むための型のことで、シリコン製のものが望ましいです。
100均やホームセンターなど様々なところで売っているので探してみてくださいね!

ダイソーのシリコンモールド

着色料

レジンに色を付ける際はレジン用の着色料を使いましょう。
元々色がついているものもあるので買う際には注意してみてください!

ダイソーの色付きレジン

ヒーター

レジンを固める際に入ってしまった気泡を除くためにヒーターが必要です。
つまようじなどで気泡を取り除く方法もありますが、細かいものが取り除けなかったり気泡が分裂してしまったりします。
Amazonでも買うことができるのでぜひ使ってみてください!

閉じ込めるもの

レジンは硬化しても透明なので何を閉じ込めるかが重要になってきます。
ビーズやガラス、ラメからドライフラワー、貝殻など水分さえなければ好きなものを入れることができますよ!

自分でもできるか不安なあなたへ

レジンはとってもお手軽な材料で初心者にも自信を持っておすすめできる趣味です。とはいえ、独学でやるのは大変そうと思う気持ちもわかります。
それでも自分だけのレジンアクセサリーが欲しい!という方におすすめなのがhappyresinです。
happeresinさんでは、閉じ込めたいものを郵送で送るだけで素敵なオブジェやアクセサリーを作ってくれるんです!

完成イメージや製作過程を直接連絡してくださるので、大切なものをレジンに閉じ込めたい場合も安心して預けることができますよ!

私も以前、頂いた花束のバラを使って素敵なレジンアートを作ってもらいました♪