レジンを使ってお花を飾るには?メリット・デメリットも詳しく解説!

歓送迎会や誕生日、記念日にプロポーズまで、花束をもらうことってありますよね。私も時々いただくことがありますが、どれも人生の節目でもらうことが多いような気がします。
自分のことを考えて用意してもらったと考えるととっても嬉しくなります(笑)

せっかくもらった花束だからきれいに飾っておきたいとは思いますが、生ものなのできちんと手入れしていても枯れてしまう…
でもずっときれいな状態で飾っておきたい…

そんな時にレジンを使えばお花をきれいな状態で何年も保存することができます!
長い期間、良い状態で保存できて飾ってもかわいい、魔法のようなレジンについて一緒に見ていきましょう!

この記事で分かること

  1. お花をきれいに保存する方法
  2. レジンにお花を閉じ込める方法
  3. レジンに保存するメリット・デメリット

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

レジンにお花を保存しよう!

レジンとは透明な液体で、硬化すると固体に変化する材料です。さまざまな用途に使われるレジンですが、最近はDIYやハンドメイド作品の製作にも使われるようになり身近な存在になっていますよ!

あやぽん
あやぽん

私の職場でもレジンアクセサリーを趣味にしている先輩がいてその方に教わって私もできるようになりました♪

どんな形で保存できるの?

レジンにお花を閉じ込めることで下の写真のように、透明な箱の中にお花が浮いているような見た目になります。

花のレジン保存

レジンに入れる前にお花を乾燥させる必要があるため、生花と全く同じ見た目とはならず、生花より少し落ち着いた色合いになります。しかし、保存できる期間は生花より圧倒的に長く、物によっては10年ほどきれいに楽しむことができます。

レジンに保存するには何が必要?

必要な材料は次の表のとおりです。

  1. お花
  2. レジン液
  3. シリカゲル
  4. 密封できる容器
  5. 他にレジンに封じ込めたいもの

お花

好きなお花を入れましょう!
もし、花束でもらってそのまま置いている場合はいったん花瓶に入れておくと劣化が遅くなりますよ。

レジン

ハンドメイド作品で使われるレジンは大きく分けて次の二種類です。

  1. UVレジン
  2. エポキシレジン
UVレジン

UVレジンは紫外線を当てることで硬化させるレジンです。
小型のハンドメイド作品にはとても適しており、ネイル用のUVライトに充てればものの数分で硬化します。太陽光にさらしても硬化させることができますが、天候によっては数分から数時間かかることも。
また、大きな作品にはあまり向いておらず、天気が悪いときのためにUVライトなどを買う必要があります。

エポキシレジン

エポキシレジン(エポキシ樹脂)は二種類の液体を混ぜ合わせた化学反応で硬化させるレジンです。UVレジンより比較せてもより透明な仕上がりが得られ、さらに大きい作品を作る際にもムラなく固まりやすいのが特徴です。
しかし、完全に硬化するまでに1日~2日かかることもあります。

シリカゲル・密閉できる容器

お花をいったんドライフラワーにするために使います。使うお花を容器に入れてシリカゲルで埋めるため、十分な量を用意しておきましょう。

レジンを入れて固めるための型を用意します。
完成形を想像しながらお花が完全に入るものを選ぶと良いですよ!

シリコン製だとレジンとくっつきづらいので繰り返し使いやすくおすすめです♪

他にレジンに封じ込めたいもの

お花だけだと寂しいな…と思う場合は周りに様々な装飾品を入れてみるのも良いです!
ただし、透明なものを入れる場合は色の濃いものでないときれいに見えずもったいないので気を付けましょう。

作り方

ここからは具体的にどうやって作っていくのか紹介していきます。
自分でも作れるようにいつでも見返せるようにしておくと良いですよ♪

ドライフラワーを作る

お花の枝を切って密閉できる容器に入れ、埋まるまでシリカゲルを入れます。
この時、お花の形が変わらないようにていねいに埋めましょう。
二週間ほど置いておくときれいなドライフラワーになります。

レジンを準備する

ドライフラワーが完成したらレジンを準備しましょう。

レジンを扱う際はゴム手袋などで手先を保護しておきましょう。
エポキシレジンの場合、特に硬化液は肌に触れると有害ですが、二種類の液を混ぜる必要があります。(硬化すれば無害です)
UVレジンもつくと落とすのが大変になったり肌トラブルだったりの原因になります。

型にお花を入れてレジンを流し込む

型にお花をセットしてレジンを流し込みます。この時、気泡が入ってしまうと固まったときにカッコ悪くなってしまうのでそーっと入れてあげましょう。
他に入れたいものがある人は何層かに分けて入れてあげると上手にできますよ!

エポキシレジンの場合はレジンを流し終わったら硬化するまで待ちましょう。
UVレジンの場合は太陽光かUVライトにさらしましょう。

表面を整える

完全に硬化したら型を外して、最後に調整をします。余分なところははさみで切り落として大丈夫です。
余裕のある人は耐水ペーパーで磨いた後、コンパウンドで仕上げをするとより透明感が増してきれいな仕上がりになりますよ!

ここまで作業をしたら完成。好きなところに飾ったり身に付けたりしてみましょう!

プロに任せる選択肢

正直ここまでの工程を見て「自分には難しそう…」と思った方もいると思います。私も初心者の時は大変だと思いましたし、ちゃんと失敗しました(笑)

そんな方には、『happy resin』がおすすめです!
happy resinさんでは、送ったものをプロのレジンアーティストの方が丁寧にレジンに閉じ込めてくれます。完成のイメージや進捗も連絡してくれるので安心して預けることができます。私も以前お願いしたことがあるのですがとってもすてきなオブジェを作ってくださいました♪

プロポーズのお花みたいな大切なものだと自分でやるのは失敗が怖いですよね…
閉じ込めたいものと場合に応じてプロに頼むのがおすすめですよ!!

レジンに保存するメリット

レジンに閉じ込める方法は手間は少しかかりますがいろいろなメリットがあります。
私が実際にやってみて感じたメリットを紹介していきますね!

劣化しにくい

レジンにお花を閉じ込めておくと、レジンがお花を空気と湿気から守ってくれるため他の保存方法に比べ断然花の持ちがよくなります。
普通の生花だと1~2週間、ドライフラワーだと3か月ほどなのに比べてレジンなら長いと10年もきれいに飾ることができます。

いろいろな形にできる

型に流し込んで成形するため型さえ作ってしまえばどんな形でも作ることができます。
定番の正方形から、球体、グラスに入れて型ごと飾ったりするのもオシャレでデザインに迷いますね!

レジンの透明感

レジンの強みは何といってもその透明感です。中に入れたお花やパーツがきれいに見えるので、棚などにおいておくだけでもステキなインテリアになりますよ♪
また、表面を少し磨いてあげるとツヤが出るのでさらに透明度が生きてきます。

直射日光避けてあげると透明感がより長持ちするので気を付けてみてくださいね!

レジンに保存するデメリット

材料としてとっても優秀で便利なレジンですが、デメリットもあるのが事実です。
自分に合った保存方法を決めるためにもデメリットも知っておきましょう。

経年劣化

とっても長持ちするレジンですが、長い時間が経つと劣化してしまいます。
モノにもよりますが数年間経った頃からレジンが黄色がかって来ますが、直射日光を避けたりすることで劣化を遅らせることができます。

形の再変更がききづらい

レジンは一度固まると形を変更することは容易ではなく、バリをはさみでカットしたりやすりで削ったりするのが限界です。
気泡を取ったり中身を調整するのは硬化する前に済ませておきましょう。

しかし、形を変えづらいほど固いということはそれだけ頑丈ということ。長持ちして頑丈なレジンをうまく使ってみてくださいね!

デメリットを改善するためには…?

経年劣化に関してはレジンの質を上げることで改善することができます。安いものほど黄変しやすいのでよりよい素材を使うことが重要です。
また、形の再変形ができない点については正直な話、経験で何とかするしかありません。

とはいえ、高い材料を用意したり上手になるまで練習したりするのは大変ですよね…
なので私はプロに頼んでしまいました(笑)
特にhappy resinさんは私が自信を持ってお勧めできる作品を作ってくれるので是非チェックしてみてくださいね♪