お手軽な趣味として近年人気の高いレジンアート。材料や道具がお手頃価格で求まるのもその魅力の一つです。
とはいえ、はまっていくと新しいグッズや道具が欲しくなり、集めだすときりがありませんよね…
レジンアートを作る際の便利グッズとしてよく「エンボスヒーター」という名前を聞くことがあると思います。
そんなエンボスヒーターですが普通のご家庭ではあまり見かけることはありませんし、無理にそろえる必要もありません。
今回は、手元にそれがない場合や代替手段を探している場合に役立つ、代替品や代用方法について詳しく解説します。
エンボスヒーターがなくても、身近なアイテムや工夫次第でレジン作品を素晴らしい仕上がりにすることが出来ます!
さあ、エンボスヒーターに頼らずとも、レジン作りの楽しさを存分に味わいましょう♪
- エンボスヒーターとは
- エンボスヒーターの代用品
- おすすめのエンボスヒーター
エンボスヒーター?それって一体何なの?
液体のレジンはドロッとしておりかき混ぜたり注いだりすることで気泡を含んでしまいます。
気泡を含んだまま硬化してしまうと次のようなトラブルが起こってしまいます。
- 透明度の低下
- 表面の凸凹
このように、レジンアートにおいて気泡は天敵になります。(あえて気泡を作ることもありますが…)
そんな時に使えるのがエンボスヒーターなのです。
エンボスヒーターの使い道は?
レジンアートの際にエンボスヒーターを使うとレジンの表面を加熱して、気泡を表面に浮き上がらせることができます。
他にも、エンボスパウダーを使って紙の表面が浮き出たようなエンボス加工をすることが出来たり、キャンドルの自作に使ったりできます。
使い方が分かれば簡単!
まずはレジン液を用意して作りたい形のモールドに注いで、封入するパーツの配置を微調整したらエンボスヒーターの出番です。
気泡に向けて加熱すると表面に気泡が浮き上がってきます。
浮き上がってきた気泡は先の細いものでつついてつぶしましょう!
過熱をし過ぎると硬化不良やモールドの破損につながることもあるので注意してくださいね♪
エンボスヒーターが無くても大丈夫!?
「エンボスヒーターは確かに便利だけどわざわざ買うのもな…」と思っているそこのあなた!
おうちにあるものを使えばエンボスヒーターを無理に手に入れなくてもレジンアートを楽しむことができますよ!
私もやってみて使えると思った代用品を5つ紹介しますね♪
- ドライヤー
- つまようじ
- ヘアピン
- 暖かい部屋で放置
- 湯煎
ドライヤー
一番エンボスヒーターに近い使い方ができるのがドライヤーです。温風を当ててあげれば気泡を取り出すことができます。
しかし、エンボスヒーターに比べて風が強いのでレジン液が吹き飛ばされないように注意しながら当てましょう。
また、物によっては温風の温度が高くないドライヤーもあるため、おうちのドライヤーの温度を確認してみてくださいね♪
つまようじ
つまようじの細いほうでつついてあげると気泡をつぶすことができます。
大きめの気泡であれば簡単につぶすことが出来ておすすめです!
しかし、つぶすときに気泡が分裂したり細かい気泡は取り出しづらかったりするので他の方法と組み合わせたほうがよいでしょう。
つまようじのささくれがレジン液の中に残ってしまうこともあるようなので気を付けましょう!
ヘアピン
ヘアピンもつまようじと同じように気泡をつついてあげるとつぶすことができますが、先が細くないので細かい気泡はつぶしづらいです。
使用後にレジンがついたところはしっかり拭いておきましょう。
部屋に放置するのも手段の一つ!
レジン液体なので放置することで気泡が上がってきます。
さらにレジンは温めることによって粘度が弱くなり、気泡が表面に上がってきやすくなるので暖かい部屋で放置するようにしましょう。
表面に上がってきた気泡は細いものでつぶしたり、振動を与えたりすればきれいになりますよ!
湯煎でも気泡は飛ばせる!
湯煎をすることでレジン液の温度が上がり粘度が弱くなるため、気泡が表面に上がりやすくなります。
また、サラサラになることによってモールドにも注ぎやすくなるので作業がしやすくなりますよ!
しかし、温度を上げすぎると硬化不良を起こす原因になるため40℃くらいに調整してあげましょう!
では、エンボスヒーターを買うなら?
定期的にレジンアートをする方はエンボスヒーターを買ってしまったほうが楽です。
ホームセンターやインターネットで価格も2000~3000円ほどで買えるので是非調べてみてください!
このエンボスヒーターは2000円弱でAmazonで買えます。
小型で安いのに温度調節もできてとっってもおすすめですよ!