愛するペットが亡くなってしまった、、
友達のペットが亡くなった、、
家族のように想っていたペットとの別れはとてもじゃないけど耐えられないです。
愛するペットに何かできることはないか…?
どうにかこの気持ちを表現できないのか…?
そう私は考えましたし、あなたもそう考えていたのではないでしょうか?
ペットが亡くなった時に送るものとして、花はとてもおすすめなんです。
葬式の時にはペットを囲むようにして花を飾ってあげることができますし、供養の時にも花を飾ってあげられます。
しかし、いつ送るの?いつ渡せばいいの?
花に関するマナーはペットにもあるの?
どんな花の種類を選べばいいの?
周りはどんな花をあげてるの?おすすめは?
初めての私はそんな疑問を私も持ってました。あなたも同じような疑問を持っているのでは?
そこで今回は、ペットが亡くなったときに送るお悔やみの花の選び方について紹介していきます。
本編では以下についてまとめています。
- お悔やみの花を贈るタイミング
- ペットのお悔やみのお花に関するマナー
- ご供養花を選ぶポイント
- ご供養花に相応しくない花、植物
お悔やみのお花を贈るタイミング
花を贈ろう!そう決めたものの、いつ花を贈るのが正解なのでしょうか?
周りの人が用意していたのに自分だけ贈れなかった、、そんなことになりたくないですよね。
ここではペットが亡くなった時に花を送るタイミングを解説していきます。
- ペットのお葬式
- 火葬や埋葬をするとき
- 埋葬後や納骨後
ペットのお葬式
近年、ペットも大事な家族なので、人間と同じようにペットのお葬式を行う飼い主は珍しくないです。
きちんとした供養ができ、残された家族が気持ちに区切りを付けられるといった理由から、お葬式を行なう飼い主が多いそうです。
お葬式が行なわれる際は、供花として花を贈ることができます。
お葬式にふさわしい豪華なものを用意しましょう!
火葬や埋葬をするとき
ペットが亡くなったあとに火葬をする飼い主もいれば、自宅の庭に埋葬する飼い主もいます。
火葬や埋葬をするときに、ペットと一緒に入れる花を贈りましょう。
詳しくは後で解説しますが、火葬するときに一緒に入れる花には、注意しなければいけないポイントがあります。
埋葬後や納骨後
亡くなったペットは、自宅の庭やペット霊園などに埋葬や納骨します。
自宅にミニ仏壇のような祭壇があったり、庭に石を積み上げたお墓を用意すると思います。
また、ペットが亡くなってしばらく経ってから、飼い主の家に訪れる時もあります。
そんな時には、庭やミニ仏壇のような小さいスペースでも飾れるような、小ぶりの花束や小さなアレンジメントがおすすめです。
贈った花が長期間、綺麗な状態が続いて欲しい!と思う方はハーバリウムや私と同じ、レジン加工することで、花を美しい状態で保存できます。
贈り物としてぴったりのアイテムになりますから、ぜひチェックしてみて
ください!
ペットのお悔やみのお花に関するマナー
ペットが亡くなったときに贈る花には、人間と同じようにさまざまなマナーがあります。
主な注意すべき点は以下の2点です。しっかり抑えておきましょう。
- 火葬に入れられないお花がある
- マイナスな花言葉のお花に注意する
火葬に入れられないお花がある
前述した通り、火葬する際に、火葬するペットと一緒に花を入れてあげられます。
しかし、火葬に入れられない花があるので注意が必要です。
濃すぎる色の花は、燃えきれなかった遺骨に色が移ってしまうことがあるため、入れられないことが多いです。
綺麗な状態で残してあげるためにも、色が濃い花は避けましょう。
また、金属やプラスチックが使われている造花は、綺麗に燃すことができないので火葬の際には入れることができません。造花を贈るにしても、紙のように燃やせる素材で作られているかを確認しておきましょう。
マイナスな花言葉のお花に注意する
お悔やみの花には、ペットの供養だけでなく、飼い主の心を癒す役割も持っています。
また、ペットのお悔やみの花を受け取るのは、ペットを亡くした飼い主本人ということも多いです。
なので、飼い主が気持ち良く受け取れるように、花言葉にも気を付けてあげることが大事なんです。
前向きな花言葉を持った花を選んで、
飼い主の心に寄り添えるようにしましょう!
また、火葬に使わないのであれば、カラフルな色合いのお花を選んでも問題はありません。
お悔やみには白い花がメインですが、季節の花や、ペットをイメージした明るい花などの中から、亡くなったペットや飼い主に合わせて選んでみるのも一つの方法です。
ご供養花を選ぶポイント
では、実際にどうやって花を選べばいいのでしょうか?
ここではペットの供養花を選ぶポイントについて解説していきます。
- ペットとの思い出に関係ある花を選ぶ
- 花言葉を意識して選ぶ
- 長期間飾ることができる花を選ぶ
- 今の季節に一番きれいな花を選ぶ
ペットとの思い出に関係ある花を選ぶ
例えば、ペットとの散歩道でよく咲いている花や旅行先で撮影した際の思い出の花などです。
また、飼い主がSNSでペットとの写真を投稿されている方であれば、投稿された写真を参考にしてみると良いですね。
ペットとの思い出に関係のある花を選ぶことで、ペットとの思い出が
色濃くよみがえり、飼い主もきっと喜んでくれますよ
花言葉を意識して選ぶ
花にはそれぞれ「花言葉」があります。
あなたの思いが込められた「花言葉」の花を選んで、選んだ理由が飼い主に伝われば喜んでくれるはずです。
いくつかおすすめの花を紹介していきます。
- カーネーション
- バラ
- ひまわり
- ユリ
- トルコキキョウ
- ガーベラ
カーネーションの全体の花言葉は「無垢で深い愛」です。
色ごとに意味合いが違うのですが、ペットにお悔やみとして贈るのであれば白いカーネーションがおすすめです。
白いカーネーションには、「純粋な愛」という花言葉があります。飼い主の純粋な愛いつまでもなくならないことをペットに伝えたい、そんなときぴったりな花なんです。
また、青いカーネーションには「永遠の幸福」、ピンクのカーネーションには「感謝」という花言葉があります。
バラ全体の花言葉は「情熱」「愛情」「熱烈な恋」などがあります。
しかし、バラは薔薇の本数や色によってポジティブな意味合いもあれば、逆にネガティブな意味合いもあります。
例えば、3本であれば「愛しています」となりますが、15本の場合には「ごめんなさい」と拒絶の意味になってしまいます。 また赤いバラでは「あなたを愛しています」、ピンクのバラでは「感謝」といった意味があります。 しかし、黄色いバラでは「不貞」「嫉妬」、黒いバラでは「永遠の愛」という意味がある反面、「憎悪」「恨み」といった意味があるので注意が必要です。
ひまわりには向日葵と書くように太陽の方をみつめるように太陽を追うことから、「あなたを見つめてる」といった花言葉になります。亡くなっても「ずっとあなたを愛し続けます」といった意味で贈ってあげても良いですね。
ユリ全体の花言葉は、「純粋」「無垢」「威厳」になります。
清楚で高潔なイメージをもつこの花は清く美しい印象がありますし、ペットのお悔やみに用いても違和感がなく、受け入れられやすいので、とてもおすすめです。
白いユリは「純粋」や「無垢」、黄色いユリは「陽気」、オレンジのユリは「華麗」という花言葉を持ちます。
トルコギキョウの全体の花言葉は「優美」「すがすがしい美しさ」です。
トルコギキョウは、ユリや菊などと一緒にお悔やみで用いられることが多い花なので、ペットのお悔やみとして贈っても、問題が起こりにくい花なんです。白いトルコギキョウは「思いやり」、青いトルコギキョウは「あなたのことを想っている」という花言葉があります。近年では、トルコギキョウが持つ西洋の花言葉「感謝」「穏やか」といった言葉を贈りたいと思って購入する人も増えているらしいですよ。
ガーベラそのものの花言葉は「希望」です。
赤のガーベラは「熱愛」、白のガーベラは「希望」、ピンクのガーベラは「感謝」、黄色のガーベラは「究極の愛」などポジティブな花言葉ばかりなのでとてもおすすめです。
長期間飾ることができる花を選ぶ
生花はみずみずしくキレイですが、数日間で枯れてしまい、その後の処分も大変です。
そうしたことからも、プリザーブドフラワーのような加工された花を選ぶことはおすすめなんです。
レジン加工された花は生花のような美しさを10年以上も長持ちさせます。
花を贈る気持ちがずっと続くように、思い出と同じく褪せない花をレジンで作りましょう。
今の季節に一番きれいな花を選ぶ
日本には四季があり、季節によって咲く花が異なります。
春夏秋冬、その季節にぴったりの花を選ぶとより美しいことはもちろん、思い出にも残りやいです。
例えば、春はチューリップ、夏はひまわり、秋はコスモス、りんどうなどなどがおすすめです。
いろいろ紹介しましたが、一番大切なのはあなたの気持ちです。
あなたが納得できる花を選びましょう!
ご供養花に相応しくない花、植物
おすすめの花を紹介してきましたが、お悔やみとしては避けたほうがよい花もあります。
それは、以下のような特徴がある花や植物です。
- トゲがある花や毒がある植物
- ドライフラワー
- 色が濃い花
- 樹脂製の造花
トゲがある花や毒がある植物
バラやサボテンなどの花や植物や毒のある植物は不吉であることから、人間の供養では避けられる花です。
ですが、近年ではカラフルな色合いの花が好まれることからバラも多く用いられています。
そのため、茎についているトゲをすべて取ってお悔やみの花やお供えにするのであれば問題ありません。
ドライフラワー
ドライフラワーに関しては意見が分かれますが、人間の供養で考えた場合には”枯れた花”にあたるドライフラワーは決して縁起がよいものではなく、死を連想させるため避けた方が無難です。
ただし、ペットの場合は厳密な決まりがあるわけではないので、自身のペットのお供えであれば問題はありません。
色が濃い花(副葬品の場合)
色が濃い花は、ペットと一緒に火葬する副葬品として用いる場合には、遺骨に色が付着してしまうため、棺桶に入れることができません。なので、副葬品として考えている場合には濃い花ではなく淡い色合いの花を選ぶようにしましょう。
ただし、ペット仏壇やお墓に飾る目的であれば問題はないので自身の気に入る花を選びましょう。
樹脂製の造花(副葬品の場合)
素材にプラスチックなど樹脂が含まれる造花は火葬の副葬品として用いる場合、燃焼時間が長くなったり、ものによっては黒煙や異臭が発生することから不適切です。ただし、紙製の造花であれば問題ありません。