大切なペットが死んだらどうする?準備物と葬儀にかかる費用・注意点を解説

大切な家族としてペットを迎えて、日々の生活の中でいなくてはならない存在でした。しかし、ペットにも寿命はあります。

だんだんと元気がなくなっていったり食欲が低下していったりして、やがて亡くなってしまいました。

私はペットが死んでしまった悲しみで喪失感に包まれました。そんな状況でも、やらないといけないことがあります。それは大切なペットの葬儀です。

どうやって葬儀をしたらいいのかわからない…
まず何からしたらいいの?

そこで待っていたのはこのような現実。大切なペットのために立派に送り出そうとしても何をしていいか分からずたくさん調べました。

あなたも私と同じように調べた結果この記事にたどり着いたのではないでしょうか?この記事はそんなあなたの道しるべになります。

この記事で分かること

  1. ペットが死んでしまったときにやること
  2. 安置で必要なもの・入れてあげたいもの
  3. ペットの葬儀方法と費用・注意点
  4. ペットを失った悲しみを乗り越える方法

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

ペットが死んだらどうしたらいい?

ペットが死んだらどうしたらいい?
安置する?すぐに葬儀?
ペットが亡くなってしまった時に何をしたらいいのかわからない状態になっていませんか?

そんなあなたはこの記事にたどり着いてラッキー。持っているお悩みを解決しましょう。最初に全体の流れを明示した後に、もう少し詳しく解説しますね。

  1. 死後硬直前に姿勢を整える
  2. 体をきれいにする
  3. 安置する
  4. 葬儀の準備をする

Step1. 死後硬直前に姿勢を整える

ペットが死んでしまった際には、数十分~数時間程度で死後硬直が始まってしまいます。私自身も飼っていたフェレットが亡くなって少しすると硬直が始まって焦りました。

足がピンっと伸びってしまっていて、そんな状態で遺体を入れられる箱もないし、しんどそうで余計につらく感じてしまう…。皆さんにはそんな思いをしてほしくありません。

死後硬直が始まる前に丸まった楽な姿勢にしてあげたり、目や口を閉じてあげたりと、適切に対処してあげるようにしてくださいね。

Step2. 体をきれいにする

ペットのご遺体をきれいにしてあげるようにしましょう。死後硬直は数時間ほどで終わり、ペットの体から力が抜けた状態になります。

ペットの体から力が完全に抜けるとどうなるか…。答えは簡単です。肛門なども緩くなるので、糞尿が出てくる可能性があります。

最愛のペットが亡くなってしまって悲しいと思いますが、落ち着いて体をきれいにして、葬儀に送り出せるようにしてあげましょう。

Step3. 安置する

ペットの体がきれいになったら安置をしてあげます。亡くなってすぐに葬儀を上げるのが難しい場合もあるので、それまでは安置をしてそれまでの時間を過ごします。

Tips

葬儀までにかかる日数の平均は2日程度のようです。葬儀を行う業者に問い合わせをした翌日に行う形になります。

葬儀をしてしまうと、もうペットの姿をみることができなくなってしまうので、それまでの時間を大切なペットに寄り添って過ごしてあげるようにしてくださいね。

しっかりとドライアイスや保冷剤、冷房等で遺体を冷やして腐敗が進まないようにしてあげると10日程度は持つみたいなので、それまでに葬儀を行うようにしましょう。

薄型なので、そのままペットの下に敷いてあげて使いやすいし、何より到着が翌日で早いのもおすすめポイントです。

Step4. 葬儀の準備をする

安置をして、大切なペットと最後のかけがえのない時間を過ごした後は葬儀を行います。「合同葬儀」と「個別葬儀」があります。

個別の方が費用が高くなる傾向がありますが、大切なペットの最後です。個別で葬儀を行うことで手元供養も可能です。

あやぽん
あやぽん

私はペット110番で個別葬儀をしました。最後の時間をゆっくりと過ごせたのでよかったです。

手元供養とは、ペットの遺骨をお墓に収めずに自分で管理したり、一部を残しておくことで後で加工したりすることができるものです。

私は、遺骨をアクセサリーにして肌身離さず持ち歩くようにしています。大切なペットとどこへ行くにもずっと一緒にいれると考えられるのでおすすめの方法です。

ペットが亡くなった際の安置で必要になるもの

ペットが亡くなった際には安置をします。

安置って何を用意したらいいの?
何の目的で使うの?

そんな疑問を持ちませんか?実際、私もそう思ってました。これを用意する必要があるよとか、用意したほうがいいものとか、ごっちゃになってわかりにくかったんですよね。

そこで、ここでは安置の際に必要になるものと、大切なペットのために入れてあげたらいいものに項目を分けて説明していきますね。

安置する際に必要になるもの

  1. ガーゼ
  2. タオル・毛布
  3. ドライアイス・保冷剤
  4. 棺・ご遺体を入れる入れ物

ペットが亡くなって安置をするときにはこのようなものが必要になります。

ガーゼは安置の際にペットの体から体液が出てきた場合に備えて用意します。タオルや毛布にも同じような役割がありますが、こちらはご遺体の下に敷いて柔らかく包み込むようにするために使います。

ドライアイスや保冷剤はペットのご遺体が腐敗していかないようにするためです。

最後に棺・ご遺体を入れる入れ物ですが、これはその名の通り。段ボールや木箱など、ご遺体が入る大きさがあればどのようなものでもいいのですが、通気性がいいとなお良しです。

棺というと、なんだかハードルが上がるかもしれませんが、ネットでも購入できます。ペットの毛色や性格など、個性に合わせたものを用意してあげてください。私の場合は甘える感じの愛らしい性格だったので、ピンクのこちらを購入しましたが、きれいで組み立ても簡単。買ってよかったです。

Tips

ペットの体液が出てくると箱からも染みて床が汚れてしまう可能性もあるため、タオルや毛布の下にビニールを敷くのもおすすめです。

安置する際に入れてあげたらいいもの

安置をする際には絶対に必要ではないけど入れてあげたいものもあります。それはペットが好きだったおもちゃやご飯、お花などです。

あやぽん
あやぽん

私の飼っていたフェレットは猫じゃらしが好きだったので、猫じゃらしを一緒に入れてあげました。

最低限必要なものの他にも、「こんなものが好きだったから入れてあげたいな…」というものがあればそれを一緒に入れておいてあげましょう。

Tips

火葬の際には好きなおもちゃを入れてあげられない場合もあるため、今のうちに入れてあげるようにしましょう。

ペットの葬儀はどんなもの?費用は?

「ペットの葬儀がどんなものかわからない…」
「ペットの最後だから葬儀の費用を気にしたくないけどある程度は知っておきたい…」

これは私が思っていたことです。この項を読んでいるということは少なからず私と同じような思いを持っているのではないでしょうか?

そんな疑問や悩みを解決。冒頭を読むだけですぐに答えが分かります。しかも、新しく出るあなたの持つ疑問に先回りして答える形で…。

ペットの葬儀方法

ペットの葬儀の方法には大きく2種類の方法があります。合同葬儀か個別葬儀です。

「どっちを選んだらいいかわからない」という方はこれから説明していくので、どっちが自分にぴったりなのかを考えながら見ていってくださいね。それぞれの特徴について解説していきます。

私は個別葬儀をおすすめします。ペットの体の一部をアクセサリーにして身に着けられるのがすごく気に入っています。

あやぽん
あやぽん

私はペット110番で個別葬儀を行いましたが、プランの内容や流れが分かりやすくてよかったですよ。

合同葬儀ってどんなもの?

合同葬儀は、自分たちのペット以外のペットと一緒に、まとめてご遺体を火葬する方法です。個別葬儀に比べて費用が安く、手軽に行いやすいのが合同葬儀です。

合同葬儀の場合、立ち会うことができません。ペットの遺骨も返してもらうことができません。

ええ、遺骨も返してもらえないの?
なんで返してくれないの?

そんな声が聞こえてきそうです。ただ、よく考えてみてください。他のペットの一緒に火葬するということは、自分のペットの骨がどれかなんて判断できませんよね。

(うちのは特別小さい(大きい)サイズのペットだから、みたいな例外はなしにしておきます…)

だから、基本的に遺骨は返してもらうことができないと覚えておくようにしましょう。合同葬儀で、私のようにアクセサリーに加工したいという方は、事前にペットの毛やひげなどを何本か残しておくようにしてくださいね。

個別葬儀ってどんなもの?

個別葬儀は、ペットを一匹ずつ火葬するものです。大切なペットと過ごせる最後の時間で、最後に会うことができるタイミングです。

合同葬儀よりも費用が掛かってしまいますが、個人的にはこちらの葬儀方法がおすすめです。

大切なペットのためにそれくらいの費用は出すよ。
手元供養をしたい。
最初から最後まで見届けたいな。

そんな思いがある方は個別葬儀を行うと良いでしょう。

ペットの葬儀にかかる費用

ペットの葬儀にかかる費用は合同葬儀か個別葬儀か、どれくらいの大きさのペットかによって変わってきます。

合同葬儀:1万円~2万円
個別葬儀:2万円~4万円

この金額を目安にしておくと良いでしょう。大型であればもう少し全体的に費用がかかりますし、小さければもっと安くなります。

業者によって費用は変わってくるので、事前にしっかりと確認するようにしましょう。

あやぽん
あやぽん

他社と比較して安すぎる業者は何か問題があるかもしれないので注意してくださいね。

ペットの葬儀業者を選ぶ際の注意点

ペットの葬儀業者を選ぶ際にはこのような点に注意しましょう。

  1. 他社と比較して安すぎる
  2. ホームページに所在地や葬儀の方法などを明確に記載している
  3. スタッフの対応を確認

これを見て、「当たり前じゃん」と思った方、いますよね?実際、当たり前のことです。でも、ペットが亡くなったときは当たり前じゃなくなることがあるんです。

大切なペットが亡くなって何も手につかない…
そんなことはありませんでしたか?
私はそうでした。

そんな状況だと、「とりあえず葬儀をしなきゃ」という思いから近くの葬儀業者を探して他と比較しないで決める、なんてことになりやすいです。

自分でも経験されたことがある人もいるのではないでしょうか?あまり深く考えることができずにさっと決めてしまったこと…。

大切なペットの最後。安らかに眠ってもらうためにも信頼できる葬儀業者を探すようにしましょう。

ペットが亡くなったときに届け出が必要な可能性も!

大切なペットが亡くなって悲しいかもしれませんが、種類によっては届け出をしなければなりません。猫やそのほかのペットの場合は必要ありませんが、犬の場合は届け出をしましょう。

Tips

犬の場合は狂犬病の予防の管理をしないといけないから届け出が必要になります。

届け出っていってもどこに対してするの?
いつまでにするの?
そんな声が聞こえてきそうです。

犬が亡くなって30日以内に保健所や登録した市町村の役場に死亡届を提出する

これだけ覚えておきましょう。

あやぽん
あやぽん

私の場合はフェレットなので必要ありませんでした。でも、忘れてると狂犬病の予防接種のお知らせがずっと送られてくることになるから気を付けてね。

ペットが亡くなった悲しみを乗り越えるためには

ペットが死んでしまったら形に残るものを用意しておくのがおすすめです。私はアクセサリーに加工して常に持ち歩くことで、

ずっと一緒にいられる。
一緒にいろんなところへお出かけできる。
思い出をこれからも作っていける。

そんな風に思って前向きに過ごすことができました。おしゃれでかわいいものもたくさんあるので、アクセサリーに加工するのがおすすめです。レジンだと透明で見た目もきれいですよ。