犬の毛のお掃除マスターガイド~分類から時短テクニックまで~

愛するワンちゃんは何をしてもかわいいもの…
とはいえ、床に散った毛を見ると気がめいってしまうのも事実です。

出かける直前に汚れているのを見つけてもついつい後回しにしてしまいます。
私も、仕事で忙しい時に掃除をするのが大変でストレスを感じてしまうこともありました。
しかし、お手軽にできる掃除方法を実践するようになってから、お部屋がきれいになりました!

また、ワンちゃんは犬種によって毛の生え方や癖、長さに至るまで全くと言っていいほど同じものはないでしょう。
特徴と正しいお手入れの仕方について抑えることでワンちゃんの毛のお悩みも解決することができます!

一緒にワンちゃんの毛について学んでいきましょう!!

この記事で分かること
  1. 犬の毛の種類
  2. お掃除を楽にするテクニック
  3. 正しいブラッシング

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

犬の毛はいろんな分類ができる!

ワンちゃんの毛の特徴は犬種によって様々。
うちの子がどんな毛なのかを知っておくことでお手入れや掃除も楽になります!

毛の構造の種類

ワンちゃんの毛はによって分けることができます。
主に下の三つに分類されます。

  • アンダーコート
  • オーバーコート

アンダーコート

密生して生えている細く短い柔らかい毛のことを言います。
オーバーコートの下に生えていて水気や寒さからワンちゃんを守っています。

オーバーコート

体の表面に生えていて、ぱっと見える毛はオーバーコートです。
アンダーコートより長く荒い、外からのダメージを防いでくれるための毛です。

犬の毛の生え方

毛質の種類

  • ワイヤーコート
  • カーリーコート

ワイヤーコート

ごわごわしている粗い毛質で、抜け毛が少ない傾向にあります。
ミニチュア・シュナウザーやテリアのようなタイプの犬がこの仲間です。

カーリーコート

全身がくるくる巻いており、水場を得意とする犬種に多いのがカーリーコートです。
その見た目はモップの様とも言われ、プードルがその代表例です。

放置しているとすぐ毛玉になってしまいます。
定期的にケアしてあげましょう!

生え方の種類

  • シングルコート
  • ダブルコート
  • ヘアレス

シングルコート

アンダーコートがなく、オーバーコートだけのタイプの犬です。
トリミングが必要なワンちゃんはシングルコートの場合が多いです。また換毛期がないのも特徴。
プードルやパピヨン、シーズーなどがこのタイプです。

ダブルコート

アンダーコートとオーバーコートの二重構造になっているタイプの犬です。
アンダーコートの毛量を増やすことで寒さを防いでいます。
ダックスフンドやチワワ、ポメラニアンなどがこのタイプです。

ヘアレス

ヘアレスタイプは前身に被毛が生えていなかったり、しっぽなどの一部だけが毛におおわれている犬。
保温するための毛がないため、もともとの体温が高めなのも特徴です。

世界で七種類しか存在せず、チャイニーズクレステッドドッグ、ショロイツクインクレなどがこのタイプです。

犬の毛のよくあるお悩み

ワンちゃんと暮らしていると楽しい事や癒しはたくさんありますよね。
けど心配事や不安なこともたびたび送ってしまいます。

様々な悩み事はありますが、その中でも毛についてのよくある悩みについて見ていきましょう。

抜け毛がひどい・・・

ワンちゃんの抜け毛にはいくつかの原因が考えられます。一緒によくある原因を見ていきましょう。

  1. 季節の変化: 特にダブルコートの犬は季節の変化に応じて毛を換えます。季節の変わり目である春と秋に抜け毛が増えることがあります。
  2. 健康状態: 犬の健康状態に関連して、抜け毛が増えることがあります。皮膚病、アレルギー、甲状腺問題、寄生虫感染などが原因となります。
  3. ストレス: ストレスは犬の抜け毛に影響を与えるといわれています。環境の変化、飼い主の不在、他のペットとの問題などがストレスの原因です。

毛玉ができる・・・

毛玉にもいろいろな原因が考えられます。代表的なものをご紹介しますね!

  1. 噛み千切りや舐める行動: 犬がストレスやかゆみを感じると毛を噛み千切ったり舐めたりすることがあり、これが毛玉の原因となります。
  2. 長毛犬種: 長毛の犬種は毛が絡まりやすく、毛玉ができやすい傾向があります。
  3. ブラッシング不足: ブラッシングをしていなかったりや正しくできていなかったりすると、毛玉の原因となります。

抜け毛対策!お掃除を楽にするテクニック

室内飼いのワンちゃんであれば抜け毛は大きな悩み事になりますよね。
犬はかわいいけど掃除が大変そう・・・というイメージからお迎えすることを敬遠してしまう人もいるはずです。

ここからは私がおすすめするテクニックを紹介します。片付けが楽になるテクニックもあれば、そもそもの抜け毛を減らすテクニックもあります。
自分の家の状況にあった方法で抜け毛の悩みから解放されましょう!

ブラッシング

ブラッシングをすることで落ちる前の抜け毛を回収することができます。
また、毛玉や絡まりなどのトラブルも防ぐことができるため定期的にやってあげるのがよいでしょう。

詳しい方法は下に書いてあるので読み進めて確認してみてくださいね!

シャンプー

ワンちゃんにシャンプーをすることで抜け毛の予防になるほか、皮膚病やにおいも軽減することができます。
次のような手順でやってあげましょう。

  1. ブラッシング: シャンプー前に犬の被毛をブラッシングし、絡まった毛をほぐします。
  2. シャワー: 37~38度の水を使ってワンちゃん全体を湿らせます。顔や耳には水が入らないようにしつつ、毛先だけでなく皮膚まで濡れるようにシャワーすることが必要です。
  3. シャンプー: 犬用のシャンプーを適量取って泡立てます。薄めて使うシャンプーは先に桶などで薄めておきましょう。
  4. 洗浄: 残ったシャンプーがなくなるまで丁寧に洗い流しましょう。シャンプーが残ってしまうと皮膚トラブルの原因になります。
  5. 乾燥: タオルでふく前にワンちゃんに自分で身震いさせましょう。その後、タオルで十分に水気を取ったらドライヤーを使ってしっかり乾かしてあげましょう。

ドライヤーが熱くなり過ぎないように、30cmほど話してかけてあげるといいですよ!

トリミング

特にシングルコートのワンちゃんにはトリミングが効果的です。専門のトリマーに頼むため費用は掛かりますが、見た目もさっぱりかわいくなります。
ワンちゃんのスタイリングもプロにお任せするのも良いですね!

毛のカット以外にもブラッシング、爪切り、耳のクリーニング、歯ブラシなども同時にやってくれるとこともあるので気になる方はトリマーさんと相談してみるのがよいでしょう。

ワンちゃん用の服

犬用の服を着せてあげることで抜け毛が落ちづらくなります。その代わり、ワンちゃんの服も定期的に選択してあげることが必要になってきます。

最近はかわいい見た目のものも多く、幅広い犬種に合うように作られているものもあります。ペットショップやオンラインショッピングなど、様々なところで探してみるとよいでしょう!
犬種や体型に合ったサイズを選び、着脱しやすいデザインを選ぶと便利です。

コロコロ

ラグやソファ、ベッドに絡まってしまった毛は掃除機でもなかなか吸いづらいですよね。
そういう時にコロコロがあるととても便利です。

気になるときに楽に使用できるため、私もよく使っています!
リビングに一本置いとくだけで、外出前でも気にせず戯れることができるようになりました(笑)

ペーパーモップ

フローリングに落ちている毛はペーパーモップがあると楽に掃除できます。
モップの先にシートを付けて拭くだけ。掃除が終わったらシートごと捨てればよいので取っても楽ちんです。

値段も高くなく、ホームセンターで買えるため今日からでもお家で使えます。

正直な話、コロコロとペーパーモップで大体の毛はすっきり掃除できますよ!

掃除機は要注意

床に散らばった毛を掃除機で吸い込んでしまうのはよくあることですが、毛がノズルやホースに詰まって吸引力が下がってしまうことがあります。掃除機をかける時は先にコロコロなどで取り除いておくのがおすすめです。

また、一部の掃除機にはペット用の専用ノズルが備わっており、こういった掃除機をつかうのもよいでしょう。

ワンちゃんの正しいケアとブラッシング

犬にブラッシングを行うことは、多くのメリットがあります。
正しい方法でブラッシングを行うことで、犬の健康と快適さをキープすることができるだけでなく、毛玉や抜け毛も防ぐことができます。

それでは一緒にブラッシングの効果と正しいブラッシングの方法について見ていきましょう!

犬の毛

ブラッシングの効果

  1. 毛の健康維持: ブラッシングは毛の健康を保つのに役立ちます。毛玉や絡まりを防ぎ、被毛を美しくきれいに維持することができます。
  2. 血行促進: ブラッシングは皮膚に刺激を与えて血行を促進します。マッサージ効果により、皮膚の健康と毛の成長が促がされます。
  3. 抜け毛防止: 定期的なブラッシングは抜け毛を取り除いて、家の中に散らばるのを防いでくれます。毛に反応してしまう犬アレルギーの症状を抑えることにも一役買ってくれます。
  4. コミュニケーション: ブラッシングは飼い主と犬のコミュニケーションとしても良いです。犬はブラッシングを楽しんでくれることが多く、ワンちゃんとの絆を深めることができます!

ブラッシングの方法

  1. ブラシを用意する: ブラシは様々なタイプのものが売っていますが、基本的なお手入れをするにはスリッカーやコームがあれば十分です。ついでにブラッシングスプレーも準備しておくとよいでしょう。
  2. 始める前に: ブラッシングを始める前に、自分の肌にブラシを当ててみて力加減の調整をしましょう。痛みを与えないような力加減にするのがコツです。このときに、ブラッシングスプレーをワンちゃんにかけておくことでブラッシングの仕上がりがよくなりますよ!
  3. スリッカー: 力を入れ過ぎないように注意してとかしていきます。やりやすいところからとかしてあげましょう。
  4. コーム: 毛の流れに逆らわないように、毛の生え際から先に向かってブラッシングします。毛玉やもつれなどがないか確認してあげてください。

毛玉やもつれがある時は無理にとかさず、毛先からやさしくとかしてあげましょう!
力を入れすぎるとワンちゃんが痛い思いをしてブラッシングを嫌いになっちゃいます…

私が使ってよかった!と思うグッズも紹介しますね♪



ワンちゃんの毛を使って思い出を残そう!

ワンちゃんの抜け毛は大変なことのほうが多いですが、全くなくなるのも寂しいものです。
考えたくもないですが、いずれ旅立ってしまって一本も落とさなくなる時が来てしまいます。

そうなる前に、ワンちゃんの毛を使った思い出の品を残してみてはいかがでしょうか?
happy resinではレジンという樹脂の中にワンちゃんの毛を閉じ込めてアクセサリーやオブジェなどを作ってもらうことができます!
私もピアスを作ってもらいましたが、進捗や仕上がりのイメージなども細かく共有してくださり、最高のピアスが作れました!