猫の抜け毛の原因は?対処法や掃除のコツを解説

猫を飼う上では切っても切り離せないこと、それは猫の抜け毛対策です。
お出かけをしようとした時、友達を家に呼びたい時に急いで猫の毛の処理をしないといけない、、
なんてことは避けたいですよね…。

猫の抜け毛はどう対策したら良いのだろう、、楽なお掃除の仕方が知りたい!!
あなたも同じような悩みがあったからこそこの記事を見つけたのだと思います。

私は猫の毛の対処法やお掃除のコツを知ってから、もう猫の毛で悩むことがなくなりました。

今回はそのような『猫の抜け毛』の原因と対処法、お掃除のコツについて解説していきます。

本編は以下についてまとめています。

この記事で分かること
  1. 猫の毛が抜ける原因は?
  2. 猫の抜け毛の対処法
  3. 猫の抜け毛お掃除のコツ

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

猫の毛が抜ける原因は?

猫の毛が抜けるのは、抜けやすい時期であったり病気が影響している場合があります。
ここでは、猫の毛が抜ける原因にはどんな種類があるのか紹介していきます。
猫の毛が抜ける原因は以下の5つです。

  • ダブルコート
  • 換毛期
  • 病気
  • 栄養不足
  • ストレス

ダブルコート

猫の被毛には、「オーバーコート」と「アンダーコート」の2種類があります。

オーバーコートとは、猫の体の表面を覆う硬くハリのある毛で、光をさえぎったり水をはじいたりして外部の刺激から皮膚を保護し、美しい見た目を保つ役割を持ちます。
また、アンダーコートとは、オーバーコートの下に高い密度で生える毛で、長く粗めの毛質の「オーンヘア」と、短めでやわらかく縮れた毛質の「ダウンヘア」の2種類があり、いずれも防寒の役割を担うものです。

猫には、被毛がオーバーコートかアンダーコートのどちらかの一重構造である「シングルコート」の猫と、オーバーコートの下にアンダーコートが生えている二重構造である「ダブルコート」の猫の2つのタイプがいます。
シングルコートの猫は、短毛種であればシャムやベンガルなど、長毛種ならターキッシュアンゴラやターキッシュバン、メインクーンなどがいます。中でも、被毛がオーバーコートの猫であれば、比較的抜け毛は少ないといわれています。

一方、ダブルコートの猫は、短毛種ならアメリカンショートヘアやロシアンブルー、アビシニアン、スコティッシュフォールド、長毛種ではノルウェージャンフォレストキャット、ペルシャ、ラグドールなどが代表的な猫種です。実は、日本でよく見かける日本猫(雑種)は、ほとんどがダブルコートであるといわれています。

ダブルコートの猫たちはアンダーコートがしっかりあるため、どうしても抜け毛が多くなってしまいます。

換毛期

換毛期とは、気温の変化に対応できるように季節に合わせて毛が生え変わる時期のことで、猫は通常、夏の暑くなる前と冬の寒くなる前の、年に2回換毛期がやってきます。

また、ダブルコートの猫は換毛期が明確で抜け毛が特に多くなります。
一方、シングルコートの猫は1年かけて徐々に毛が生え変わるので換毛期が分からないくらい抜け毛が少ないのが特徴です。

病気

換毛期ではないのに抜け毛がひどい場合は、猫ニキビや皮膚糸状菌症、疥癬、アレルギーなどの病気の可能性があります。病気の場合は、抜け毛以外にもフケや湿疹、かゆみなどほかの症状も見られるケースが多いようです。

いつもとは違う時期に毛が抜けるなど、病気になってるかもと思う方は
迷わず病院の先生に診てもらいましょう。

あやぽん
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栄養不足

猫が皮膚や被毛を健康的に保つには、高品質なタンパク質がたくさん必要になりますが、ご飯にタンパク質が少なかったり、消化できないタンパク質が含まれていたりすると、毛が細く、もろくなり抜け毛につながります。
また、ビタミンAとビタミンEも不足すると毛の生成がうまくいかなくなるのです。

ストレス

猫はストレスを感じると、過度なグルーミングをして血行不良や炎症を起こし、脱毛症になることがあります。
猫のグルーミングは、体を舐めて被毛の汚れを取る、体温調節をする行為ですが、精神を落ち着かせる効果があるんです。グルーミングの頻度が異常に多いと思ったら、強いストレスを感じているのかもしれません。

猫の抜け毛の対処法

どれだけ部屋の掃除をしても減らず、放っておくと猫の健康を害することにもつながってしまう、、
そんな猫の抜け毛の対処法をここでは紹介していきます。

  • こまめなブラッシング
  • コロコロ
  • シャンプー
  • サマーカット
  • 毛玉除去剤

こまめなブラッシング

猫の毛が抜け落ちる前に、こまめなブラッシングで毛を減らしましょう。

短毛種はラバーブラシ、長毛種はスリッカーブラシやピンブラシを使って毛の流れに沿うように首の後ろからお尻へ向かってブラッシングしましょう。顔周りやお腹はコームで優しくとかし、毛玉ができやすい耳後ろやわき、あし・しっぽのつけ根などは丁寧にブラッシングしましょう。

ブラッシングの頻度は、短毛種の場合は、週に2~3回、換毛期には1日1回。
長毛種の場合は1日1回行ってあげるのがおすすめ。換毛期に入ったら、1日に2回行ってあげましょう。

ブラッシングは抜け毛対策だけでなく、猫のストレス解消や
飼い主とのスキンシップ効果などさまざまなメリットがあるんです。

あやぽん
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コロコロ

ブラッシングをする時間がない場合の応急処置としてコロコロクリーナーを使うという方法もあります。

コロコロクリーナーは本来猫に使うものではありませんが、粘着力の弱いものでマッサージするように使えば嫌がらない猫もいます。使う場合は、シートをきれいにしてから毛の流れに沿って行いましょう。

あやぽん
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コロコロクリーナーではオーバーコートしか取れません。
あくまでコロコロは応急処置として行いましょう。

シャンプー

基本的に猫は無理にシャンプーをする必要はありませんが、抜け毛がひどい時や水が嫌いではない猫にはシャンプーをするのもひとつの方法です。短毛種は春と秋、長毛種は月に1回の頻度でシャンプーをして、乾かす時は生乾きにならないようにしっかりと乾かしましょう。

しかし、シャンプーを嫌がる場合には、温かい濡れタオルや猫用のボディタオルで体を拭いてあげるのも効果的です。

サマーカット

サマーカットの必要性については意見が分かれます。毛づくろいを日課とする猫にとってのストレスや、被毛の役割を考えたとき、ほんとうに必要なのかなどの意見があるからです。

長毛種や抜け毛の多い猫の場合は抜け毛対策になるだけでなく、暑さ対策や皮膚炎の予防になるなどのメリットがありますが、一方で、直射日光による日光性皮膚炎や、毛が生えそろわないなどのデメリットもあります。

サマーカットをする場合は、冬までに毛が生えそろうようにトリミングサロンで整えてもらいましょう。

毛玉除去剤

猫の状態によっては、毛玉除去剤を使用するのもいいです。毛玉除去剤は猫の体内に溜まった毛玉を排泄させる役割をします。頻繁に毛玉を吐くようであれば、食道や胃の病気にならないためにも試してみるのもひとつの方法です。

毛玉除去の効果が期待できる食べ物もあるみたいですよ!

あやぽん
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猫の抜け毛お掃除のコツ

猫の抜け毛対策をしても、どうしても床には猫の毛が落ちているものです、、
ここでは、猫の抜け毛のお掃除のコツを紹介していきます。

すぐに試せるものもあるので、ぜひ試してみてください!

  • ものを床に置かない
  • 毛のつきにくい素材の服を選ぶ
  • 霧吹きをしてから掃除機をかける
  • ゴム手袋をはめて、抜け毛を集める
  • その他のコツ

ものを床に置かない

ものを床に置かないことで、掃除がしやすくなることはあなたも知っていることでしょう。
ペットを飼っている方は、なおさらしやすいと感じるのではないでしょうか?

ものを床に置かない方法は、今からでも使えるコツであると同時に、部屋が綺麗に見えますのでぜひ試してみてください。

毛のつきにくい素材の服を選ぶ

毛がくっつきにくい素材は主にナイロン、絹、革などがあります。
逆に、毛がくっつきやすい素材はアクリル、ウール、フリースなどです。
また、素材の表面がデコボコだったり、ザラザラしていると毛がひっかかるので、掃除が大変になるんです。

服以外にもソファーであったり、カーペットなどを毛のつきにくい素材に変えることで掃除がとても楽になります。
猫の毛の掃除が大変だと感じている方は、この際、思い切って家具を買い替えるのも良いと思います。

あやぽん
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これから家具を買おうとしている方や買い替えようとしている方は
お掃除のしやすさも考えて決めると良いですね!

霧吹きをしてから掃除機をかける

いきなり掃除機をかけると猫の毛は排気で舞い上がってしまいます。
掃除をする前に、部屋全体に霧吹きをかけると水分で毛が重くなるため、掃除機できちんと吸い込むことができます。霧吹きをして、床がなんとなく湿ってきたくらいで、濡れた雑巾で毛を集めてから掃除機をかけましょう。

ゴム手袋をはめて、抜け毛を集める

表面に毛が絡まって取りにくいカーペットやキャットタワーなどは、ゴム手をつけて軽くこするだけで効率的に毛を集められます。ある程度猫の毛が取れたら、仕上げにコロコロや掃除機をかけましょう。

ゴム手袋は、塩化ビニールやポリウレタンなどつるつるした素材のものではなく、手のひらの部分に天然ゴムや合成ゴムを使ったラバー素材のものを選びましょう。

100円ショップで購入できるゴム手袋は使い回しが可能なので
とてもおすすめです。

あやぽん
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その他のコツ

こまめに掃除機をかけることで、家具や床の隙間に抜け毛が溜まることを防ぐことができます。
また、掃除機はかける際にもコツがあり、じゅうたんの場合は毛足を起こすようにかけていきます。フローリングの場合は板目に沿ってかけていきましょう。畳の場合は溝の上で数秒間止まりながら、じっくりと吸い取っていきましょう。

さらに、掃除をする時に空気清浄機を併用することで空気中に舞う抜け毛を吸ってくれます。
フィルターのメンテナンスが必要ではありますが、お掃除がとても楽になる上に、衣類に付く毛も減るのでおすすめです。

あやぽん
あやぽん

試せるものから少しずつ取り入れていきましょう!

猫の抜け毛対策は健康維持のために大切

猫の抜け毛は、季節の移り変わりや体調維持のためには必ず出てくるものです。
猫の抜け毛を放置しておくと、毛玉ができて引っかかりやすくなり皮膚炎の原因になったり、毛玉を飲み込んで毛球症や胃炎、食道炎などの病気を引き起こす恐れもあります。
なので、こまめにお手入れや掃除を行って、猫の体調やお部屋の環境を整えることが大切です。

愛するペットのためにも、良い環境づくりをしていきたいですし、
少しでもお掃除が楽になる方法を実践していきましょう!

あやぽん
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