ワンちゃんが家にいるだけで普段の生活は大きく変わりますよね。
最近は家に帰るとしっぽを振って愛犬が迎えに来てくれることが私の最高の癒しです(笑)
そんな我が家の愛犬も年を取ってきてだんだん動きもゆっくりになってきました。
どうしても年齢には勝てないよね…とは思いますが少し寂しくもなります。
ワンちゃんの寿命は人間の寿命より短いのでそのうちお別れの時が来るのはわかっていますがそんなこと考えたくはないものです。
でも、何も考えていないといざというときに何をすればいいのかわからず焦ってしまいます。
ワンちゃんが亡くなったら何をすればいいの?何を用意すればいいの?お供え物は?
意外と知らないけど、覚えておくべきことを一緒に確認していきましょう!
- お供えの選び方
- 安置の仕方
- 供養の仕方
お供えをする意味は?
そもそもお供えには、故人への追悼や感謝の意を表すという意味があります。
供物の種類は宗教によってさまざまで、仏教であれば線香・花・ろうそく・水・食べ物、浸透であれば米・酒・塩などです。(地域や宗派により差があります)
それらに加えて、故人が好きだったものなどを一緒にお供えすることもあります。
しかし、ペットの供養に関してはあまり厳格なルールがないため、純粋にお供えしたいものを用意してみましょう!
お供えの種類と選び方
お供え物を選ぶ上で何をお供えするのかと同じくらい大切なのが供える状況で、大きく次の4つに分けられます。
- 棺に入れる
- 葬儀場
- 仏壇
- お墓
棺に入れる場合は一緒に火葬できるのかどうか、葬儀場でお供えする場合は解錠に置いておいてよいものなのか確認しておきましょう!
お供えする環境が定まっていざお供えはしたいけれど何がよいのかわからない…という方に定番のお供え物を紹介していきます!
食べ物
ワンちゃんが生前好きだった食べ物をお供えすることはよくあります。
生前よく食べていたお菓子や果物をお供えするのがおすすめです。
棺に入れる場合は袋から出して少量であれば一緒に火葬できる場合もあります。
最近ではお供えした後に人が食べられるようになっているお菓子もあるようです!
果物でも本物ではなくてフェイクフルーツを用いれば長くお供えできますよ!
お花
ペットに限らずお供え物の定番である生花もよいでしょう。
人の場合はキクや百合が一般的ですが、ワンちゃんの場合は供えたい花を準備するのが良いです。
しかし、棺に入れる場合は色の濃い花だと火葬したときに遺骨に色が移る可能性があります。
生花の日持ちには限界がありますが、造花やブリザードフラワーにすると長い間楽しめますよ!
ワンちゃんのことを考えながら似合うお花を選ぶのが楽しくてついつい買い過ぎてしまいます(笑)
だから、私がお供え物を選ぶときはお花が多いです♪
思い出の品
生前に使っていた品物をお供えすることもおすすめです。
おもちゃやタオル、ご飯を食べていた皿、首輪などが大きすぎず存在感があっておすすめですよ!
おもちゃのようなものは一緒に火葬できないことが多いので気を付けてくださいね。
生前に使っていたもの以外にも、写真を供えるのもよいでしょう。
棺に入れて一緒に火葬してもらってもいいし、仏壇やお墓に遺影として飾っておいてもいいですね♪
お供えの前に安置をしっかりする
お供えを準備することも大切ですが、ワンちゃんをきちんと安置しておくことも大切です。
火葬の時にお供え物ときれいな状態でお別れできるように次のポイントに注意しましょう!
正しい姿勢とお清め
ワンちゃんが亡くなったらまず姿勢を整えてあげましょう。
眠っているときのような丸まった姿勢に整えて、目が開いていたらついでに優しく閉じてあげましょう。
早いうちに整えてあげないと死後硬直で硬くなってしまいます。もし、硬くなり始めているのであれば無理に動かすことで関節が外れたり、骨が折れたりしてしまう恐れがあります。
そういった場合は強引に動かさず、そのままの姿勢で安置しておきましょう。
姿勢を整えた後はワンちゃんを清めます。お湯で濡らした布などで優しく、今までの感謝の気持ちを込めて拭いてあげましょう。
この時、汚れが残っていると後々腐敗や虫が湧きやすくなってしまうことにつながるので清潔にしてあげましょう。
ワンちゃんの体制を動かしたり、亡くなってから少し時間がたった時に口やおしりから体液が出てくることもあるので、ペットシートやいらないタオルの様に水分を吸収して捨てもよいものの上でやるとよいです。
棺を準備する
ワンちゃんの体を入れる棺を準備しましょう。
段ボールでも機能的には事足りますが、ペット用の棺がペットショップやインターネットなどで買うことができます。
デザインや大きさも種類豊富なので、一緒にお供えするものも考えながら理想に合わせて買ってみましょう!
アマゾンではこんなにかわいい棺も打っていますよ!
棺に安置して時間がたってくると体液が出てくるため、ペットシーツやタオル優しく包んであげましょう。お清めの時にひいていたものがきれいであればそのままくるんでも良いですが、汚くなっていたら新しいものに交換してから棺に入れてください。
この時におなかあたりにドライアイスを一緒にくるんで内臓が腐らないようにしましょう。
普通の氷や保冷剤でもよいですが、結露した水分がワンちゃんについてしまうと体が傷みやすくなる原因にも。
氷や保冷剤でもないよりはあったほうがいいですが、もし使う場合はタオルなどに包んで、結露がつかないようにしましょう。
ワンちゃんの体は早いと1日2日で傷み始めます。できるだけきれいな姿とお供え物を維持するためには、正しく素早く安置をしてあげないといけません。
死亡届を自治体に出す
ワンちゃんが亡くなったら、地元の自治体に犬の死亡届を提出して登録を抹消しましょう。
登録したままだと狂犬病などの感染症のワクチン接種案内が来てしまいます。そうならないために、それぞれの自治体で管理されているワンちゃんのデータを消さないといけません。
死亡届を出さないままにしておくと犯罪になることもありますので要注意です!
提出方法についてはお住まいの地域によって様々です。
窓口で必要書類の提出が必要なところもありますが、電子申請システムを持っている自治体もあります。
提出の際は各自治体に問い合わせてみてください。
書類に記入しなければならない内容の例も紹介します!
- 記入日
- 飼い主の氏名、住所、電話番号
- 命日
- 犬の種類、毛色、名前、生年月日、性別、特徴
- 鑑札
- 注射済票
葬式、火葬の相談をする
葬式や火葬については決めることがどうしても多くなるので事前にある程度考えておきましょう。
ノープランでいるとドタバタしてしまい満足する形で送ることができないかも…。
特に考慮しておいたほうがいいことを紹介して行きます!
- どのようなプランの葬式か
- ある程度の予算
- 立ち会う人
- 個別葬か合同葬か
- 業者
プランは葬儀業者によっても異なりますが、大きく考えたほうがいいのはセレモニーをするのかどうか、どこで火葬するのかについてです。
どのような形で進めるかで予算や業者選びにもかかわってきますよ!
合同葬ではルールや縛りが多いですが、個別葬に比べてコストがかからないことが多いです。
公営の火葬場にあるペット専用の窯で焼いてくれたり、合同葬の民間の業者よりもさらに安かったりしますが、場所によってはごみと一緒に焼却されることもあります。
ていねいに見送ってあげたいなら個別葬の一択です。
コストは比較的割高になってしまいますが、個々のケースに合った葬式を上げることができます。
また、ワンちゃんを一匹だけで火葬するため、終わった後に骨を集めることができます。遺骨をとっておけるのは重要なポイントですね!
ペット葬儀110番では、複数のプランから理想のお葬式に合わせて選べます。
車に窯を積んでいて自宅や思い出の場所で火葬できるサービスもおこなっていますよ!
納得する形で送れるように安置からお供えまでじっくり考えてみましょう♪