100均で手に入る!UVレジンアートを始める必需品リスト

突然ですが、皆さんは何か趣味を持っていますか?中にはコロナ禍をきっかけに新しい趣味を始めた方もいると思います。
私の場合は元々手先を使うような細かい作業が好きなので手芸やハンドメイドの作品作りを趣味にしていました。
一言でハンドメイドといっても使うものや作るものは様々。裁縫に刺繍、ペーパークラフトにハーバリウムなど本当にたくさんあって次はどれに挑戦しようか迷ってしまいます(笑)

いろんな種類があるハンドメイド作品の中でも最近特にバズっているのがレジンアートです!
透明感のあるさわやかな見た目がとってもきれいで人気が急上昇していて、新しく始める人も多いんです。
私もすごくハマっていて休みのたびにアクセサリーやチャームを作っています♪

興味はあるけど実際に挑戦するにはハードルが高そう…と思う方もいらっしゃるかもしれませんが材料のほとんどは100均で買えるので、手間もお金もかからず気軽に始めることができます!

今日はレジンの中でも扱いやすく100均で買えるUVレジンを例に、レジンアートに必要な材料・道具を紹介していくので一緒に見ていきましょう!

この記事で分かること

  1. UVレジンとは
  2. 100均でそろう材料
  3. レジンの使い方

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

UVレジンって何?

UVレジンはレジンアートによく使われる材料でその名の通り紫外線(UV)に反応する樹脂です。
元々は透明の液体ですが、紫外線に当たることで急速に硬化して透明なまま形が固定されます。UVレジンの主な特徴や用途について説明します。

UVレジンの特徴

  1. 透明で光沢がある
  2. 着色できる
  3. 湿気や水分に強い
  4. すぐに硬化する
  5. 変色しづらい

上の3つはUVレジンに限ったものではありませんが、この特徴がレジンを様々な作品に使いやすくしているのです。
一つ目の特徴である透明感と光沢が中に閉じ込めたパーツを美しく高級感たっぷりに見せてくれるため、仕上がりが美しくジュエリーやアート作品などにぴったりです。

また、UVレジンは着色剤などを混ぜることで透明感を残しつつカラフルにでき、さらに小さなオブジェクトや花をレジンに埋め込むこともできるので作れるものの幅が広がります!
色が付いている状態で売っているレジンを買っちゃえば自分でわざわざ混ぜる手間が省けておすすめです♪

ダイソーの色付きレジン

UVレジンが硬化すると水を通さなくなるので乾燥させたものであればレジンに封入した後も長期間美しさを保つことができます。
湿気にも強いのでアクセサリーやキーチャームにしても壊れづらいですよ!

エポキシレジンとの違い

UVレジンのほかにハンドメイドでよく使われるレジンに「エポキシレジン」があります。
透明感や光沢などはUVレジンと大差はないですが、使い方や用途に差があるので使い分けられるようにしましょう!

違い エポキシレジン UVレジン
硬化の仕方 2液を混ぜる UVを当てる
におい 比較的強い 比較的弱い
大きい作品 得意 苦手
硬化時間 1日程度 数分~数時間

エポキシレジンとUVレジンは仕上がりに大きな差があるわけではなく、使い方に違いがあるのでどんな作品を作りたいか、どうやって作るほうがよいのかによって使い分けるとよいでしょう。

特に硬化の仕方は大きく異なり、UVレジンは紫外線を当てるだけなのに対してエポキシレジンはレジンと硬化剤という液を混ぜることによる化学反応で硬化します。
大きい作品を作るときにUVレジンを使うと中まで紫外線が届かず硬化不良を起こしてしまうこともありますが、エポキシレジンであれば化学反応で硬化するためその心配はありません。
そのため、大きな作品を作る際はエポキシレジンのほうが使い勝手が良いのです。

もしエポキシレジンを使ってみたい人はこのレジンを使ってみてください!

ただしエポキシレジンを一度に大量に混ぜてしまうと発熱してしまい、硬化が早まったり焦げてしまったりするため注意してください!

100均でそろう道具と材料

早速、レジンアートを始めるにあたって必要な材料を集めてみましょう!
一覧にしてまとめたので、お買い物の際は参考にしてみてくださいね♪

レジンアートに必要な材料

  1. UVレジン液
  2. 着色料
  3. モールド
  4. レジンフィルム
  5. 封入パーツ
  6. 工具類

UVレジン液

一番大事なレジン液ですが100均でとってもお手軽に買うことができます。
私がよく使うダイソーでも普通のだけでなく色付きのレジンも売っていてラインナップも豊富でしたよ!

ダイソーのUVレジン(大)

100均だとこの画像のように1個100円から300円の使い切りやすいサイズで売っているのでいろんな種類を試すことができます。

ダイソーのレジン液

着色料

透明なレジンに色を付けたい場合はレジン用の着色料を買いましょう。
ダイソーでも取り扱っていましたがUVレジンは色付きのもののラインナップも多いので、わざわざ混ぜるよりも色付きレジンを買ってしまったほうがお手軽ですね(笑)

別で買ったレジン液に着色したい場合や、自分で細かく色味を調整したい方は買ってみるとよいでしょう。

モールド

モールドとはレジン液を流し込んで成形するための型のことで多くはシリコンでできています。
様々な形がある中から選べるのでどんな作品を作りたいかイメージが膨らみます♪

ダイソーのシリコンモールド

ダイソーにはシリコンモールドだけではなくレジンを流し込んだらそのままチャームやアクセサリーの枠になるようなものも売っていました!

ダイソーのレジン用の枠

レジンフィルム

レジンフィルムはレジンに封入することができるフィルムです
私が行ったダイソーではシンプルなパターンのフィルムや、ミッキーの柄のフィルムもありました!

レジンシート

封入パーツ

フィルム以外にもパーツを封入することができます。
細かいラメや星形、ガラスの粒や天然石もあるので作品のイメージに合わせて選びましょう!

ダイソーの封入パーツ(ラメ)

きれいだからと言ってパーツを封入しすぎるとかえって安っぽい見た目になってしまうので注意してくださいね!

便利な道具類

材料だけでなく作っていくうえで必要な道具も100均でそろえることができます。
細かい作業をするのに必須なピンセットやレジンを伸ばしたり気泡をとるのにも使える楊枝、さらにはネイル用ではありますがUVライトも売っているので是非チェックしてみてください!

レジンアクセサリーを作ってみよう!

100均で買える材料もわかったところで100均のUVレジンでレジンアクセサリーを作ってみましょう!
上手に作れば100均とは思えないオシャレなアクセサリーを作ることができますよ♪
それでは作り方を見てみましょう!

まずは材料を集めよう!

作りたいものやあわせたい洋服をイメージしてデザインを決めてから材料を買いましょう。
パーツやモールドを組み合わせれば作れるデザインの種類は無限大です!

レジンアートに必要な材料

  1. UVレジン液
  2. 着色料
  3. モールド
  4. レジンフィルム
  5. 封入パーツ
  6. 工具類

初めての方は必要な材料が一つにまとまったキットも売っているので使ってみるのもいいですね。

UVレジンキット

枠に液とパーツを入れる

材料がそろったら制作に入ります。枠もしくはモールドにレジン液とパーツを入れていきます。

枠を使う場合は先にパーツを置いてからレジン液を掛けるようにしましょう。
全体を覆うように液を入れないと完成したときにパーツがむき出しになって表面がごつごつしたり壊れやすくなってしまいます。

モールドの場合はレジンを少し入れてからパーツを入れることで、端にパーツが偏ることを防ぐことができます。
厚みのあるモールドであれば、回数を分けて入れることで層のようなデザインにすることもできますよ!

レジンは硬化する際に少し縮むので気持ちたっぷり目に入れてあげるとよいでしょう!

気泡をとりパーツを微調整する

パーツと液を入れたら気泡を取ったりパーツを微調整したりしましょう。
大きな気泡は楊枝でつつけば取り出せますが小さいものはうまくいきません。そこで、エンボスヒーターという道具で温めることで小さな気泡も取り除けます。
エンボスヒーターはアマゾンでも買うことができ、お値段もあまり高くないのでクオリティを上げたい方はチェックしてみてくださいね!

パーツの微調整もこの時にしておきましょう。楊枝などでパーツをつつけば多少の調整は可能です。
硬化してしまうと調整がきかなくなってしまうので、この段階で納得がいく形にしておくことが大切です。

硬化させる

パーツや気泡を整えたら硬化させていきます。
UVライトを当てても硬化できますが晴れている日であれば直射日光に当てるだけでも数十分で硬化できます。

ただ、紫外線を当てすぎてアクセサリーが劣化してしまったり紫外線が足りずに表面がべたついたりしてしまうこともあります。
タイマーのないUVライトや直射日光で硬化させたい人は様子を見ながら硬化させましょう。

しっかり硬化したらモールドから取り出し表面をふき取って磨いたら完成です!
アクセサリーにする場合はピアスパーツやネックレスを付けて上げましょう。

大きいものや大切なものを封入したいときは…

UVレジンは100均でも買えて作り方も簡単ですが大きな作品を作るのにはあまり向いていません。
また、封入したいものが高価だったり貴重なものだったり失敗できないような場合、自分でやるのはとても勇気がいります。

そんな時はプロのレジンアーティストに任せてみるのも良い方法です!
インターネットで探すと様々なレジンアーティストの方がいらっしゃいますが、特に”happy resin”さんがおすすめです!
私は以前飼ってたワンちゃんが亡くなったときにワンちゃんの毛を使ってピアスを作ってもらいました。

あやぽん
あやぽん

デザインの相談や進捗状況をLINEで直接やり取りしてくれて対応もとっても親切。もちろん肝心のピアスもとってもオシャレで大満足でした♪

公式サイトを見てみるとペットの毛や羽を使ったアクセサリーから四葉のクローバー、プロポーズのばらまで様々なものを封入してくれるので興味のある方は使ってみてくださいね♪