レジンを買ってみたけど使わなかった
レジン作品を作ったけど上手くできなかった
レジンアクセサリーが劣化した
など、レジン作品を自分で作っている方であっても、初めてだと捨て方がわからないのではないでしょうか?
液体のまま捨てていいの?
固まった状態で捨てた方がいいの?
普通のゴミとして出していいの?
そんな疑問が浮かんでくるのではないでしょうか?
今回はそんな「レジンの捨て方」について解説していきます。
- レジンは固めて捨てる
- レジン液は化学廃棄物として捨てる
- やってはいけない処理方法
レジンとは?
そもそもレジンとはなんでしょうか?
レジンを持っている
レジンを使った作品を作ったことがある
という方の中にも違いがわからない方もいらっしゃると思います。
そもそも「resin(レジン)」とは、英語で「樹脂」を意味しています。樹脂とは、「樹木から分泌される粘液、それが固まったもの」を指し、広い意味では漆(うるし)や琥珀(こはく)、ゴムなども樹脂に含まれます。
そしてレジンアクセサリーはこのレジンを固めて作られているんです。
ここではそんなレジンの種類とその特徴について紹介していきます。
- UVレジンとは?
- エポキシレジンとは?
UVレジンとは?
UVレジンは、1種類の液体だけで作れるレジンのことです。
UVライトや太陽光など(紫外線)を当てるだけで固まります。
扱い方も簡単で、手軽に挑戦することが出来るので、初心者におすすめのレジンです。
エポキシレジンとは?
エポキシレジンとは「主剤」と「硬化剤」の2液を混ぜ合わせることで固まるレジンのことです。
質感や手触りもよく適度な重みもあり、透明度が高いので着色もしやすく、UVレジンと異なり厚みのある仕上がりになるのが特徴です。
レジンの捨て方は?
結論、レジンは固まった物であれば普通のゴミとして捨てることができます。
ですが、液体のままでは普通ゴミとしては捨てることができないんです。
理由は、固まっていないレジンのまま捨ててしまうと、皮膚に触れた場合レジンアレルギーを発症してしまう可能性があるからなんです。
では、どうやって捨てれば良いのでしょうか?
ここではレジン液をどうやって捨てるのかを場合に分けて説明していきます。
- 化学廃棄物として廃棄する場合
- 化学廃棄物として処分しない場合
- レジンの危険性
化学廃棄物として廃棄する場合
固まっていない、あるいは溶剤に溶けていない液状の樹脂を処分するためには、化学廃棄物に加えて、化学廃棄物のルールに従って処分しましょう。
詳しくはこちらを参考にしてください
レジンは化学薬品なのでどうしてもという場合以外は
レジン液を固めて普通ゴミとして捨てましょう!
化学廃棄物として処分しない場合
化学廃棄物として処分しない場合は以下の手順に従ってレジン液を硬化させてから捨てましょう。
- 新品のニトリル手袋をつける
- ラップ、捨てても良いクリアファイルや容器にレジンを注ぐ
- UVライトまたは太陽光で固める
- エキシポレジンは暖かい場所に1日~3日放置
- 固めたレジンと容器は、不燃ゴミとして捨てる
液体のレジンを拭き取ったティッシュペーパーについたレジンも固めて
捨てた方が良いです。匂いも気になりますし、液体のままでは捨ててはいけませんからね。レジンは固めてから捨てると覚えておきましょう!
レジンの危険性
レジン液は素手で触らないようにしてください。
レジン液は傷口に触れたり、樹脂の揮発成分に触れると、樹脂の材料(原料)に含まれる有害物質に体が反応し、紫外線を十分に浴びていないためにアレルギー反応を起こします。アレルギー反応は起こしたくはありませんので、人体に悪い化学物質が含まれていないレジンがおすすめです。
レジン液を触る際はレジン液の成分を通さないニトリルゴム製の手袋を
つけて作業をしましょう。手袋についたレジン液がついている場合は
UVライトや太陽光で硬化させた後、不燃ごみとして捨ててください。
おすすめのレジン液用の手袋とクリーナーはこちらです。
※ニトリルゴム製の手袋は穴が開きやすいので、もし使い捨てではなく繰り返し使える手袋を使う方は、毎日使うと考えると月1回の交換が必要です。
やってはいけない処理方法!
レジン液などの化学薬品は環境を汚してしまいますので、トイレや排水溝には流さないようにしましょう。
また、先述したように、レジン液は捨てる前に「硬化」させましょう。これが一番安全な捨て方です。
化学廃棄物のルールに従っていない処理方法をしてしまうと罰則が課せられてしまう場合があります。知らなかったでは済まされないので、レジンは硬化させてから捨てるようにしましょう。
レジンを捨てるタイミングは?
レジンはいつ捨てるのが最適なのでしょうか?
- 劣化したら
- 完成から3年経ったら
- 黄色く変色し、粘度が増加しているとき
一般的なレジン作品の消費期限は3年だと言われています。
贈り物や自作した作品で、捨てるほどの状態でないならば、
無理に捨てる必要はありませんよ!
レジン加工ならハッピーレジン!
そんなレジンアクセサリーを自分で作りたい、作っている方は、仕上がりが納得できない、自分の時間が取られる、レジンの後処理が面倒だと感じることもあると思います。
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主にハッピーレジンの特徴は以下の3点です。
- 高い透明感
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