愛するペットが亡くなった…
私はそんな現実が受け止められずなかなか立ち直ることができませんでした。
しかし、いつまでも私が立ち直れずにいれば、愛犬は天国に旅立つことができません。
家族同然の愛犬、「いままでありがとう」「一緒に過ごした日々は忘れない」
そんな、幸せに満ちた気持ちで送り出してあげたいですよね!
でも、実際
どう行動したら良いかわからない、、
土葬したいけどどうやったらいいの?
土葬以外にもっといい方法はある?
など、初めての方は特にこんな疑問があると思います。
今回はそんな「土葬」の仕方を注意点と共に解説していきます。
また、土葬以外の方法も紹介します。ぜひ参考にしてみて下さい!
本編では以下についてまとめています。
- 犬が亡くなったら埋めても問題ない?
- 土葬する方法
- 土葬をするときの注意点
- 土葬以外の犬の供養方法
- 供養後にしないといけないこと
犬が亡くなったら埋めても問題ないの?
愛犬が亡くなった際、「自宅に埋葬したい」と思われる飼い主も多いと思います。
結論、自宅の庭などの私有地なら、ペットの遺体を土葬しても、法律上の問題はありません。
しかし、自宅の庭に埋めることは様々なリスクが伴うということも理解しておく必要があります。
愛犬の遺体を土葬するか決める際は、この先で紹介する土葬の方法や注意点を踏まえ、よく検討しましょう。
どうやって土葬すればいいの?
では、実際に土葬をする方法を紹介していきます。
土葬する際の手順は以下の通りです。
- ペットの身体の5~10倍の深さの穴を掘る
- 石灰やダンボールを敷く
- タオルに包んで穴の中に寝かせる
- 上から土をかぶせる
ここで気をつけてほしいのは穴をなるべく深く掘るということです。
土葬はどうしても異臭が発生してしまうので、穴が浅いと近隣住民とのトラブルにつながる可能性があります。
土葬をするときには何に注意するの?
土葬する方法を紹介しましたが、土葬は様々なリスクが伴う方法です。
ここでは土葬をするときの注意点を解説していきます。
- 法律に接触するリスク
- 異臭発生のリスク
- 害虫発生のリスク
- 引越しのリスク
法律に接触するリスク
ペットの遺体は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)第2条 にて「一般廃棄物」と定義されています。ペットの遺体を私有地以外の場所に埋めてしまうと不法投棄に該当し、法律違反になるおそれがあります。
自宅の庭でも、借地では土葬できませんので注意しましょう。
廃棄物の処理及び清掃に関する法律
法律に違反しないためにも、自宅の庭以外での土葬はやめましょう。
異臭発生のリスク
遺体は日を追うごとに腐敗が進みます。
犬の遺体を火葬せずに埋めてしまうと、どうしても異臭が発生してしまいます。
異臭が地上に出てこないようにするためには、2メートル程度の深い穴を掘る必要があります。
穴の深さが足りないと、異臭が発生して近所トラブルになったり、野生動物などに掘り起こされたりするおそれがあります。
土葬をしたのに近隣住民とのトラブルで移動させるなんてことは
したくないですよね。土葬をする際は深い穴を掘りましょう。
害虫発生のリスク
自宅の庭に土葬する場合、浸水しやすい場所や水道管が埋まっている場所の近くに埋めてしまうと、環境汚染につながるおそれがあるため注意が必要です。
具体的には、遺体の分解時に発生する菌や虫などにより、水質が汚染されるなどのリスクがあります。
環境汚染のリスクはちょっと怖いですよね、、
火葬してから埋骨するという手段もありますので、
検討してみるのも良いでしょう。
引越しのリスク
埋めた遺体は、土に還るまでに数年から数十年単位で時間がかかります。
引越し時にそのままにしてしまうと、自分の土地ではない場所に土葬していることになるため、法律違反になるかもしれません。
引越しをする際は、愛犬の遺体を掘り起こし、供養できる場へ移動させる必要があります。
もし引越しの予定がある場合は、土葬ではない供養方法を選びましょう。
土葬以外に供養する方法はあるの?
土葬のリスクについて説明しましたが、リスクを知って
土葬以外の方法はないかな?
リスクはあまり追いたくないな、、
と考えた方も少なくはないと思います。
ですので、土葬以外の犬の供養の方法を4つご紹介します。
- 火葬後に埋葬する
- 納骨する
- 散骨する
- 手元供養する
火葬した後に骨だけ埋葬する
土葬には異臭発生のリスクがありました。異臭発生の理由は遺体の腐敗が進むからでしたが、
火葬後に埋葬することで異臭発生や害虫発生のリスクを考えなくても良くなります。
ペット霊園での火葬、供養をする方法もありますが、近年ではペット火葬業者に頼んで火葬してもらうことは一般的になってきいます。業者によってプランはさまざまですが、家の前で火葬をしたり、お骨を上げるところまでできるのでとてもおすすめです。
愛犬をいつも近くで感じていたいと思い土葬を選ぶ方も少なくはありません。しかし、近隣住民とのトラブルで掘り起こすことはしたくありませんよね。トラブルを避けるためにも火葬後に埋葬する方法をおすすめします
火葬して霊園に納骨する
自宅に庭がない方やマンション住まいの方は、ペット霊園などの納骨堂に遺骨を預ける方法が一般的です。
霊園のなかには、ペットと飼い主が一緒に入れるお墓もあります。
同じお墓に入りたい想いがあるなら、霊園に確認してみてください。
自然の中に散骨する
散骨とは、遺骨を粉状にして、思い出の場所や山、海などにまいて供養する方法です。
「散骨」にはトラブルが少ない、管理する必要がないなど、たくさんのメリットがある中で、
遺骨が残らないというデメリットもあります。
法律で禁止される地域や許可なく他人の土地に散骨すると、トラブルに発展するおそれがありますが、基本的に散骨する場所は私有地でなくとも、許可があれば基本的には問題はありません。
支度で手元供養する
手元供養とは、遺骨をお墓などに入れず自宅で供養する方法です。
愛犬をより身近に感じられるとてもおすすめの方法なんです。
遺骨や愛犬の遺毛をレジンで閉じ込めたアクセサリーなど、身につけられるものもあれば、プレートにして家に飾っておくこともできます。happyresinのレジン加工は10年もの間、愛犬の毛や骨を美しい状態のまま保存しておくことができます。形見アクセサリーを見ればその瞬間に思い出を懐かしむことができる大切なものになります。
私は形見アクセサリーをhappyresinで作りました!
出かける時に身につけていて、一緒に散歩をしているような
あたたかい気分になっています!
供養以外にすることはあるの?
犬を飼っている方は狂犬病予防法で犬の登録が義務づけられています。そのため犬が亡くなった後は、「死亡届」を提出しなくてはなりません。自身の市町村に確認して手続きをしましょう。死亡届は亡くなってから30日以内に提出しなくてはならないので、できるだけ早い対応が必要になります。(参考:狂犬病予防法)
また、ペット保険に加入されている場合は、ペットが亡くなったことを保険会社に報告し解約の手続きをしなくてはなりません。動物病院での診断書やペット火葬の領収書が死を証明するものになりますので、必ず取っておきましょう。
加入されている保険によっては、ペット葬儀や仏具を購入した費用の一部を受け取れる場合もあります。
愛犬にできる最後のお世話になります。
「今までありがとう」という気持ちでしっかりと取り組みましょう。