皆さんはペット葬儀と聞いてどのようにイメージしますか?
まだペットを亡くしたことがなくて考えたこともない…という人も多いはず。
おうちや外で元気に走っているわが子を見て、亡くなった後の考えなんて自然にわいてこないのも無理はありません。
かくいう私も、初めて迎えたワンちゃんとお別れするまでお葬式や火葬のことなんて一切考えたことがありませんでした。
うちの場合は、闘病生活があったわけではなく息を引き取る数日前まで元気だったから、亡くなった後に何をやればいいのかわからずバタバタしてしまいました。
なので、今でもちゃんとあの子を供養できたのかどうか、あまり自信がありません…
ペット葬儀、火葬をするには考えることも決めることもたくさんあります。
知っておくことに早過ぎるなんてことはありません。
一緒に火葬について、どのようなものか見ていきましょう!
- 火葬とは何か
- 火葬の種類
- 火葬までの流れ
そもそも火葬って何?
火葬とは、遺体を火を使って焼き供養する方法で、日本では人が亡くなると、ほとんどのご遺体が火葬されます。
遺体を火葬炉に入れ焼かれると、遺体は遺骨だけになり遺族が受け取ります。遺骨はたいていの場合、骨壺に入れてお墓に埋葬されます。
火葬に関する手続きやマナーは地域によって異なり、火葬だけでなくセレモニーや儀式が行われることもあります。
ペットの火葬の場合も大きく変わることはないですが、人間のお葬式の場合よりやれることの自由度が高いといえるでしょう。
お別れの挨拶と追悼の気持ちをきちんと伝えられるように火葬をしてあげましょう!
火葬の種類
ペット葬儀の火葬は業者によってプラン、形は様々ですが、大きく次の二つに分けられます。
- 合同葬
- 個別葬
合同葬
合同葬は遺骨の持ち帰りや棺に納めるもののルールが比較的厳しいですが、コストが個別葬より安いことが多いです。
一部の公共の火葬所では、ペット専用の火葬炉を持っているところがあったり、個別の業者よりも安上がりにできたりすることも。
ただし、クリーンセンターなど一部の場所ではペットの遺体がごみと一緒に焼却されることもあるから注意が必要です!
個別葬
大切なペットを最高の方法で送り出したい場合は個別葬がおすすめです。
確かに、合同葬に比べて費用はやや高めになりますが、その代わりにペットと飼い主の理想にぴったりの葬儀を行うことができます。
個別葬ではペット一匹だけを火葬するため、後で遺骨を拾って大切に保管できることが多いのが魅力です。
個別葬は、ペットの個性や家族の願望に合わせて式を行う自由度が高いのも特徴です。
特別に儀式やセレモニーを行い、ペットにお別れを伝えることができたり、火葬を出張してやってくれたりします。
私も、過去に個別葬での火葬をしました。でも、沢山業者があって選ぶのにも一苦労した記憶が…
そんなときに私はペット葬儀110番を見つけて火葬をお願いしました。
ペット葬儀110番ではプランが複数あって、自分のイメージや理想に近いお葬式にすることができますよ!
私の理想に合わせて丁寧に対応してくださったのでとってもおすすめですよ♪
火葬までの流れ
実際にペットが亡くなったらどのような流れで火葬まで行くのでしょうか?
やらなきゃいけないこと、決めなきゃいけないことは意外とたくさんあります。
一緒に火葬までの流れを見ていきましょう!
亡くなったらまず安置
火葬まで遺体をきれいに保管するためには安置の仕方が重要です。
安置に必要なのは次のような手順です。
姿勢を整える
ペットの姿勢は眠っているような丸まった姿勢に戻し、目が開いていた場合、優しく閉じてあげます。
早い段階で姿勢を整えないと、死後硬直により硬くなる可能性があります。
関節や骨が固まっている場合は無理に動かさず、そのままの姿勢で安置しましょう。
清潔にする
ペットの体をお湯で湿らせた布などで優しく拭きます。感謝の気持ちを込めて優しく吹きましょう!
遺体を清潔に保つことで、後の腐敗や虫の発生を防ぎます。
体液処理
亡くなった後、口やおしりから体液が出ることがあるため、ペットシートやタオルを使用して水分を吸収し、清潔を保ちます。
また、服だけでなく遺体を安置しておくときにペットシーツやタオルを敷いておくと清潔な状態を保てますよ!
棺の準備
ペットの体を入れる棺を用意します。
今ではペットショップやホームセンターでペット用の棺を取り扱っているところもあります。
わが子に合ったデザインやサイズを選びながら理想的な棺を見つけましょう。
棺への安置
ペットを安置するときは体液が出ることを考慮して、ペットシーツやタオルで包み、お清めの際に使用したものが清潔であればそのまま使用します。
ただし、汚れていた場合は新しいものに交換しましょう。
内臓の腐敗を防ぐため、おなかあたりにドライアイスを使用するか、タオルなどにくるんだ保冷剤を一緒に包んでください。
ワンちゃんは死亡届を提出
ワンちゃんが亡くなった場合、自治体に犬の死亡届を提出して登録を抹消することが重要です。
登録を維持したままでは、狂犬病などの感染症のワクチン接種通知が届く可能性があるため、自治体のワンちゃんデータを削除する必要があります。
死亡届を提出しないままにすると、法律に触れてしまう可能性もあるため、確実に手続しましょう!
死亡届の提出方法は地域によって異なり、窓口での提出が必要な場合もあれば、電子申請システムがある自治体もあります。
提出手続きについては、お住まいの地域の自治体に問い合わせて詳細を確認しましょう。
葬儀業者へ相談
- どのようなプランの葬式か
- ある程度の予算
- 立ち会う人
- 個別葬か合同葬か
- 業者
プランは葬儀業者によっても異なるため、業者ごとにどんなプランを扱っているのか比較したほうが良いですよ!
特に重要なのが、火葬の前にセレモニー(お別れの会)をするのかどうかです。
盛大に送りたい場合はセレモニーをするのがおすすめです。
どのような形で進めるかを考えること予算や業者も決まってきますよ!
葬儀本番
いざ火葬をする際は次のようなことに気を付けましょう。
- 服装
- 持ち物
- お供え物
基本的にペット葬儀は最近定着したもので、細かい作法などはなく、服装は割と自由が利きますが、毛皮やにおいの強い香水などは避けるべきです。
また、公営の火葬場など、ペット以外の火葬を行っているところでは喪服が望ましいですね。
主に持っていくものは数珠、ハンカチ、棺に入れるお供えです。
他に必要だと思うものがあれば持っていきましょう!
お供え物は式場によりますが棺に入れることができ、そこで定番なお供えはお花です。
他にも、元気だったころに好きだったおやつなどもおすすめですよ!
火葬のベストタイミングは?
火葬のタイミングで多いのは、死後2日から3日ですが正しく安置していれば、10日ほどは腐敗せずに保管することができます。
亡くなってすぐの火葬は避けましょう。人の火葬も24時間は火葬できない決まりになっています。
死亡の判断も自分で行わず、獣医師などプロの判断を仰ぐのが良いですよ!
ハムスターなど、ペットの種によっては冬眠することがあります。
飼い主の勘違いでお別れしてしまうことのないように気を付けましょう!