レジンアクセサリーはダサい!?オシャレなレジンアクセサリーを作るためのポイント

今ハンドメイド界で一番流行している素材であるレジン。アクセサリーなどの小物から家具のような大きいものまでさまざまなものを様々な形で作れるすごい液体です。

SNSにはレジンを使ったオシャレな作品の写真がたくさんあってとっても憧れますよね…
私もあこがれてレジンアクセサリーを作ろうと挑戦してみたはいいものの、最初のころはSNSに上がっているものとは程遠く、オシャレとは言えないものができてしまいました(笑)
もしかしたら読んでいる方の中にも私ほどでなくてもオシャレなアクセサリーには何か足りないと思っている人もいるはず!

以前の私と同じ悩みをお持ちの方、これからハンドメイドに挑戦してみたい方に向けて、レジンアクセサリーをおしゃれにするコツを紹介していきますね♪

この記事で分かること

  1. ダサくなるポイント
  2. オシャレなアクセサリーの共通点
  3. オシャレに作るためのコツ

あやぽん

     

30代のweb系OL、ペット(フェレット)を10年飼っていて最近お迎えが来てしまい落ち込み気味。。。そのことをキッカケに愛するペットの形見を残したいと思い、調べるうちにレジンアクセサリーにたどり着き、ハッピーレジンで形見アクセサリーを注文。ハッピーレジンの職人さんの対応や志に感動をして「レジンという形で思い出を残せる」発信をブログで始めることにしました。

レジンアクセサリーはダサい?

いざレジンアクセサリーを作ってみても思うようにいかなかったり、SNSにあげてもあまりよい評判をもらえなかったり…理想の作品への道のりは長いものです。
実際問題、レジンアクセサリーにとってどんなポイントがダサいといわれる原因になるのでしょうか?

私が今までハンドメイドに挑戦してきた経験をもとにダサくなってしまうポイントをまとめました!

ダサくなるポイント

  1. デザインの方向性が定まっていない
  2. ほかのファッションアイテムと調和しない
  3. 封入パーツの入れ方
  4. 指紋が残る
  5. ツヤがない
  6. 技術力が足りない

デザインの方向性が定まっていない

初心者にとって最初の山がデザインでしょう。サイズ感、形、色味、中に入れるもの等を考慮したうえでデザインを決定しなくてはなりません。
また、中に入れる材料の量が多くなりすぎたり、色の統一感が無かったり、いろみがパステルすぎたりすると子供っぽい印象のアクセサリーになってしまいます。

完成形をイメージした状態で作るのとそうでないのとでは完成時のクオリティに雲泥の差が出ます!
使うシチュエーションや季節に応じてデザインの方向性はしっかり決めておきましょう。

ほかのファッションアイテムと調和しない

大前提としてアクセサリーもファッションアイテムの一つです。飾っておくだけなら良いですが、身に着けることを考えると自分の服の系統と調和するようなデザインを意識しなくてはなりません。

あまり派手にしたり存在感のあるものにしすぎたりするとアクセサリーが浮いてしまって悪目立ちしてしまいます。
全身の世界観に合わせたアクセサリーにするとよいでしょう。

封入パーツの入れ方

レジンに閉じ込めるパーツの入れ方も完成したときのオシャレさに関わってくる大切な要素の一つです。

シンプルに多くを入れればよいというわけでもなく、パーツが多すぎると全体的にまとまりが無くなりごちゃごちゃした印象になり安っぽく見えてしまいます。
また、色味がポップすぎたり組み合わせの悪い色を入れてしまうと統一感がなくダサく見えてしまうかもしれません。

指紋が残る

透明感や光沢が魅力のレジンアクセサリーにおいては表面の指紋はとても目立ってしまいます。
UVレジンでもエポキシレジンでもやわらかい状態で触ってしまうと指紋の形に変形してしまう恐れがあります。完全に硬化するまではできるだけ触らないように気を付けましょう。
一度形が変わると削って磨かない限り元には戻らないので注意してください!

硬化した後についた指紋は拭いてあげれば消えるのでたまに掃除してあげてくださいね♪

ツヤがない

表面に艶や光沢がないとせっかくの作品がチープに見えてしまう原因になります。
中の封入物も外から見づらくなってしまうためもったいないです。

型から出した後にきちんと表面を磨いてあげましょう!

レジンイヤリング

技術力が足りない

レジンの扱いに慣れていることはハンドメイドにおいてとっても重要なことです。
技術力があれば自分のイメージに向かって製作していく中で、作る道筋や次の工程、注意しなければならないことが見えやすくなります。

理想形を現実の作品にしていくためには試行錯誤をしながら実践した経験が何よりも活きてきますよ!

オシャレなレジンアクセサリーの条件とは?

実際にオシャレなレジンアクセサリーを作る人にはどんな共通点があるのでしょうか?
私が作ってみて、そして調べてみて気が付いたポイントを一緒に見ていきましょう!

色使いがうまい

美術とかよくわからないし、色づかいとか難しい…と思う人もいるはずですが、少し気を使うだけで劇的に雰囲気が変わりますよ!
例えば、寒色系(青、緑、グレーなど)と暖色系(赤、黄色、オレンジなど)を混ぜないようにしたり、色相環でとなりあっているような色を使ったり実はシンプルに考えることができますよ♪

作品に統一感がある

これは複数の作品を作る人に当てはまることですが、複数の作品、全体を通して一つ世界観の軸がある人はとてもオシャレなものを作っています。

作品ごとに全く印象が違うものを作るのはとっても難しいです。というのも、雰囲気が違えば色使い、デザイン、封入物など様々な要素を替えなくてはならず、毎回新しいことに挑戦しなくてはならないリスクを抱えています。
対して、作品に統一感を持たせることによって似た工程を踏んで練習することができるため、よく使う材料・デザイン・色味のクセや特徴をつかみやすくなります。

高級感がある

アクセサリーがあっても安っぽい見た目になってしまってはカッコ悪いです。
レジンアクセサリーに限った話ではありませんがオシャレなアクセサリーは値段に関わらずリッチな見た目なものが多いです。

ハンドメイドでも高級感を出すことでよい意味で手作り感のない、ステキなアクセサリーを作ることができます。

ディテールまで作り込んでいる

作り込みもとっても重要な要素の一つです。
パッと見よさそうでも、気泡が入っていたり封入物がねじれていたりしたら一気にクオリティが下がってしまいます。

特にSNSでは普段つけているときより集中して写真を見られることが多いので、ネットに写真をアップされている方は細部までこだわって作られていることが多いです!

レジンアクセサリー

オシャレなレジンアクセサリーを作るために…

ハンドメイド全般に言えることですが、作る際に小さなことから気を付けていくだけで作品の完成度が大きく変わります。
私がやっていて重要だと感じたオシャレなアクセサリーを作るために注意するべきポイントをお伝えします!

レジンの正しい知識を入れる

材料であるレジンの性質や正しい扱い方を覚えておくことは上手になるための第一歩と言えます。
レジンは便利である反面、時に有害にもなりうる物質です。完成度云々の前に自分が被害を受けてしまったら元も子もありません。
安全にハンドメイドを楽しむためにもレジンについて深く知っておきましょう。

私がレジンを扱っていて感じた、特に気を付けたほうがよい特徴を紹介しますね♪

レジンの特徴

  1. レジンは主に二種類ある
  2. 硬化剤を混ぜると発熱する
  3. 黄変する

レジンは主に二種類ある

一般にハンドメイドで使われることの多いレジンは2種類あります。

まずはUVレジン。このレジン液はUV(紫外線)を当てると硬化するタイプのレジンで特に小型の作品を作るのに向いています。
においが少なくUVライトを用いれば硬化時間も数分と短いため手軽に扱いたい人におすすめですが、物によっては硬化しても表面がべたついたり、やわらかいものもあるため注意が必要です。


2つ目はエポキシレジンです。液体の樹脂と硬化剤を混ぜると硬化が始まり、1日ほどで完全に硬化します。
においが強いですが化学反応で硬化するため、大型の作品にも使いやすいタイプです。
UVレジンよりも扱いが難しく一般的に経年劣化も早いといわれているので扱う際は気を付けましょう。

硬化剤を混ぜると発熱する

これはエポキシレジンに限った話ですが、レジン液と硬化剤を混ぜると化学反応で発熱します。
少量であれば問題ないのですが、大きい作品を作る際は小分けにして混ぜないと発熱しすぎてしまいます。
発熱しすぎると熱によってレジン液がだまっぽくなったり、ひどい場合はレジン液が焦げたり発火したりする恐れがあります。

黄変する

レジンは意外と紫外線に弱く、完成したものを直射日光にさらし続けてしまうと経年劣化で黄色く変色してきてしまいます。
しかし、普通は黄色が進むまでに数年はかかるためよほど質の悪いレジン液でない限りあまり気にしなくて大丈夫です。

心配な方は黄色しづらいレジン液や表面に塗るコーティング剤も売っているので検討してみてください!

いろいろなデザインを勉強する

オシャレなアクセサリーに作るためには技術や知識だけでなくデザイン力も必要です。私はデザイン力を鍛えるためいろいろなレジンアクセサリーの写真を見てデザインや色遣いを勉強しています!

インスタやブログにステキな写真をアップしている方がたくさんいらっしゃるので見るだけでもとっても参考になりますよ♪
写真を見て封入物のレイアウトや色使いを学べるのはもちろん、どうやって作っているかを想像するのも自分のレベルアップにつながりますよ!

写真の撮り方を工夫する

SNSなどに写真をアップする方は写真の撮り方を工夫することも大切です。
せっかく上手に作ったレジンアクセサリーも写真の撮り方ひとつで印象がガラッと変わります。
例えば、テーブルなどに無造作に置いたものを写真にとってもあまり「映え」ません。
それでは何に気を付けて写真を取ればよいのでしょうか?

  1. 背景
  2. 明るさ
  3. 画角

背景は無機質で暗いよりも飾られていて明るいほうが印象が良くなります。また、撮影用のライトを用意したり天気の良い日に撮影することで明るさを上げましょう。画角もディティールがよく見えるように寄りで撮るとゴージャスな仕上がりになります。

今説明したのはほんの一例ですが、この三つについて気を付けると写真の雰囲気がガラッと変わって、自分の作品がより魅力的に映りますよ!!

大事なものを閉じ込める時はプロに相談してみよう!

レジンは耐久力もあり、封入物をきれいに保存しておけるのでアクセサリーはもちろん様々なハンドメイド、DIYに使われる素材です。
その耐久力の反面、一度失敗してしまった状態で硬化してしまったらきれいに取り出すのは至難の業です。

練習としてレジンアクセサリーを作る場合はいいのですが、プロポーズのお花やプレゼント、ペットの形見など大切なものを閉じ込める際はぜったに失敗できないですよね。

そんな時は思い切ってプロに相談してみましょう!
レジンを使った作品を作るレジンアーティストの方に依頼をすることで、自分ではできないような理想のアクセサリーを作ってもらうことができます。
私が以前お願いしたhappyresinさんでは封入したいものを郵送するだけでプロのレジンアーティストの方がデザインの打ち合わせから完成まで完璧に進めてくれるのでおすすめですよ!